しばた曼殊沙華まつり

曼珠沙華どれも腹出し秩父の子  金子兜太 前回の俳句は今回のための前置きとして書きました。 朝に金子兜太氏の俳句をアップし,午後には柴田町の「しばた曼殊沙華まつり」に行ってきました。 この会場の船岡城址公園は春には桜の名所として訪れ,何度かここで書いています。 でも,同僚に聞いたところ,曼殊沙華(彼岸花)の名所でもあ…
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Haiku in English on Sunday (632) 曼殊沙華どれも腹出し秩父の子

日曜日は俳句の紹介と英訳。 車を走らせていると,道路沿いにはカンナやコスモス,すすきを同時に見ることができます。 これは10日ほど前の大崎市松山町の公園。コスモスが一面に咲いています。 また,今年も猛暑だったせいか彼岸に咲くはずの彼岸花(曼殊沙華)がやや遅れて咲いています。 曼殊沙華どれも腹出し秩…
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安政元年のはっけよい(5) 通訳ウィリアムズが見たスモウ

前回は,「ペリー提督日本遠征記」からペリーが初めて見た日本のスモウについての記述を紹介しました。 ちなみに,この膨大な「遠征記」は歴史家でもあるフランシス・L・ホークスがペリーの要請を受けて編纂したものです。ペリーはこのような記録に自分自身の言行の偏りが出るといけないと考え,編纂を依頼しました。 「前書き」でホークスは,この遠征記録…
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安政元年のはっけよい(4) ペリーが見たスモウ

ペリーの2度目の来航の際に,日本の威信をかけて力士たちが贈呈用の米俵を200俵運びました。 中でも大関・小柳常吉は注目の的で,ペリーも体に触れたほど。 これはアダムス館長が小柳の腹を押している様子。 でも,力士たちのパフォーマンスはここでは終わりません。 今回も「ペリー提督日本遠征記」と随行した通訳ウ…
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安政元年のはっけよい(3) 力士たち横浜で米俵を運ぶ

安政元年(嘉永7年)に再び江戸湾に現れたペリー提督に江戸幕府は慌てます。 1年後と言っていたはずなのに,わずか半年で再来航してきたのです。 これは同行した画家,ヴィルヘルム・ハイネが描いた横浜村上陸の様子。 幕府と江戸相撲会所はこの再来航に備えて準備を進めてきました。 それは屈強な力士に贈呈用の米を運搬さ…
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安政元年のはっけよい(2) ペリー再来航と力士たち

NHKラジオ第2「カルチャーラジオ」の「日本スポーツ文化史」第11回「黒船来航と江戸相撲」で聞いた話を自分なりに膨らませています。 和暦の安政元年1月に再来航し条約の締結を迫るペリー提督。 現在の日本相撲協会の前身,江戸相撲会所の「年寄」は奉行所に再び願書。 「お国のため相撲取りたちに荷物の運搬などの御用を申し付けてほ…
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安政元年のはっけよい(1) 浦賀沖にペリーの黒船! 

前回,朝顔が「秋の季語」であることを書きました。意外ですが同じ秋の季語に「すもう」(相撲・角力)があります。 年に6場所もあるのに,なぜ秋の季語かと言うと,本来「相撲」は神事と関係の深いもので,宮中では勝負によって農作の豊凶を占う初秋の行事でした。 今回から数回にわたって相撲のことを書いていきます。 今では日米交流のスポーツと…
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Haiku in English on Sunday (631) 新米の其一粒の光かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 ここ仙台は昨日は一気に涼しくなり朝は肌寒いくらいでした。 これは3日前の自宅の朝顔。今は世話をしなくても自生するようになり,この時期に咲きます。 本来「朝顔」は秋の季語だということを実感します。これからは秋が深まっていくのでしょう。 さて,これは5日前のスーパーのコメを売っている棚の様…
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ガソリンスタンドの話(3) デビカル石油!?

我家は飛行機代をケチるわけではないのですが,どこまでもクルマで旅行に行く傾向にあります。 自動車は好きなところで休憩ができて,飲食ができて,好きな音楽が聴けて,大きな声で会話ができます。 そんな自動車の長距離運転では車内の遊びが楽しい。 「しりとり」なんて序の口で,「都道府県の名前」「東京23区の名前」「県内の市町村名…
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ガソリンスタンドの話(2) セルフスタンドの話

前回に続き,ガソリンスタンドの話。 私たちがレストランで食事をするように,車にもガソリンを補給しなければただの鉄の塊。 最近はコンビニでもスーパーでもセルフレジが増えています。 人件費の節約なんでしょうか。 ガソリンスタンドもセルフが増えていますが,ここでは会計だけでなく給油も自分でしなければなりません!…
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ガソリンスタンドの話(1) 最高のトイレ?

ちょっとだけ連続でガソリンスタンドの話。 今日は短い話で,少しだけおもしろい話。 あるラジオで聞いた話なんですが,給油のためにガソリンスタンドに寄ったときに,奥さんが「トイレに行ってくる」と車を降りたそうです。 トイレから戻ってくると,彼女は首をかしげている。 「普通のトイレだったけど・・・」 何のこと? …
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一度は行ってみたい場所

いきなりですが,こんな風景は日本で見られるでしょうか? 「海があり,その後ろにいきなり標高の高い山が連なっている。 海には双子のような2つの島が浮かんでいる」 そんな風景は絵画の中だけなのか,実際にあるのか? 毎週土曜日のよるにNHK・FMが放送している「FMシアター」でそんなラジオドラマがありました。 9…
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「日本一の芋煮会」狂騒曲(ラプソディー)

前回に続き,食べものの話。 東北の秋の風物詩と言えば,あちこちの河原などで行われる「芋煮会」。地域性はあるものの,秋の季語として歳時記にも載っています。 先日15日(日曜日)に,第36回山形名物「日本一の芋煮会フェスティバル」に行きました。 これに参加するのは2013年に続き2度目かな。→ 日本一の芋煮会フェスティバル あの…
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岩手県一関市 青葉直利庵へ

前回,岩手県の一関市厳美渓に行ったことを書きましたが,そもそも一関に行ったのは,最近テレビで見た「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」で彼とゲストの坂井真紀さんが訪れた一関市の「青葉直利庵」でそばを食べようということになったから。 この番組はテレビ東京が作る大好きな番組の1つなんですが,仙台では数カ月遅れて放送されます。 …
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Haiku in English on Sunday (630) 水の秋遠くの橋のよく見えて

日曜日は俳句の紹介と英訳。 昨日は午前中に部活動の指導して帰ろうとすると,家族から「一関に行こう」というメール。 なぜ,一関かは後日書くとして,ここはついでに行った厳美渓。 小雨も降ってちょっと肌寒い。周りの人は長袖を着ているぞ! 岩手は秋の気配。 残念ながら,「かっこう(郭公)団子」は小雨か売り切れのためか黄色…
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伝説のバンド「たま」(6) My Favorite Songs

バンド「たま」について,ひとまず最終回。 最後は自分が気に入っている曲を紹介します。時間があればお聞きください。 考えてみると,私は彼らの曲のどこに惹かれたのか? おそらくは異国情緒の歌詞とメロディー,ひとことで言えば「サーカス風」なところかな。 そう言えば今は存在しないものもあるけど,かつて三大サーカスと言われた「木下…
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伝説のバンド「たま」(5) 竹中労さんと「たま」

バンド「たま」の話は書けばキリがないのですが,あと2回で終わりにします。 あまり英語学習とは関係がなくなってきました。ただ,前回最後のほうで書いたニューヨークでのライブの動画では彼らのユニークな英語のMCを聞くことができます。 私は持っていませんが,こちらが「たま ライブ・イン・ニューヨーク」。 さて,「たま」のこ…
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伝説のバンド「たま」(4) アルバム「さんだる」と歌詞の世界

引き続き,バンド「たま」の世界。 こちらが,私が約30年前に購入したメジャーデビューのアルバム「さんだる」とセカンドアルバム「ひるね」。 セカンドアルバムは最初イギリスで録音されましたが,住んでいたところで怪奇現象(!)が起きたために,フランスに場所を変え録音されました。1991年発売。 こちらが「さんだる」。やは…
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伝説のバンド「たま」(3) 「さよなら人類」の歌詞

今は解散してしまったバンド「たま」の「さよなら人類」(1990年)については,このシリーズの最初に書きました。 このヒットがあったからこそ,「たま現象」という言葉までできて,紅白にまで出場しました。 職場で20代の同僚に「『さよなら人類』って曲,知っている?」と聞いてみたら,やはり知りませんでした。 そうだよなあ。 「さ…
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