「ホーム」考(5) 青空文庫に見る,駅の「ホーム」

前回,シリーズの(4)と(5)をつなぐ記事として,石川啄木が「プラットフォーム」を「フォーム」と略している例を見ました。同じような例を1940年代にも見つけることができます。 谷崎潤一郎「細雪」(初出1943年) 上巻の「七」にこのような文章があります。 いつも音楽会と云えば着飾って行くのに、分けても今日は個人の邸宅に招待…
コメント:2

続きを読むread more