アガサ・クリスティー 「オリエント急行の殺人」 時々,ミステリー小説の感想を書くことがありますが,今年になって読んだ本があります。 それはアガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」。 えっ,今さら!? なんてミステリーファンに言われそうですが,そうなんです,基本が抜けているところがあるので,読んでみました。 アガサ・クリスティー(1890-1976)は言わず… コメント:2 2025年01月31日 本 人物 続きを読むread more
読むだけで「英語脳」になる本 今日は木曜日。毎週楽しみにしているBS番組があります。 それはBSテレ東で夜10時から放送される「あの本,読みました?」です。 鈴木保奈美さんがMCを務めるこの番組,毎週話題の本や作家を取り上げます。 先週はノーベル文学賞をとったハン・ガンさんを特集していました。 でも,今日はその話ではなく,番組の中で紹介してい… コメント:2 2025年01月30日 本 学習法 続きを読むread more
天才少年力士現る!? 16才 康誠 ネットニュースで見て知ったのですが,現在角界には天才少年が現れたと話題になっているようです。 その若き力士の名前は康誠(こうせい)。佐賀県出身の16歳。 まずは今年の1月場所の取り組みを見てください。 康誠は160センチ,相手の芳東は196センチです! 彼は去年の7月に琴元村の四股名で序の口デビュー。 本名は元… コメント:2 2025年01月29日 続きを読むread more
樹氷狂想曲(2) 吠えるスノーモンスターたち 樹氷見学に訪れた山形蔵王。 ロープウェイの蔵王山麓駅で長蛇の列に並んだものの,中継地点の樹氷高原駅は全く待つことなくゴンドラに乗車。 ここまで3時間弱かかりましたが,地蔵山頂駅へ出発! 見えてきました樹氷! 別名スノーモンスター。 下に見えるのは樹氷原コース。何度スキーで下ったことでしょう。 樹氷を見な… コメント:2 2025年01月28日 出来事 続きを読むread more
樹氷狂想曲(1) インバウンドの列に入る 先日,山形蔵王に行きました。とは言ってもスキーでもスノーボードでもなく,目的は樹氷。 スキーならリフトを乗り継いで上まで行けるのですが,靴ならスタートは蔵王山麓駅。 ロープウェイで樹氷高原駅で乗り継ぎ,地蔵山頂駅を目指します。 往復チケットを購入します。 私が車を駐車場に入れている間にチケットを買ってもら… コメント:2 2025年01月27日 出来事 続きを読むread more
Haiku in English on Sunday (649) みちのくの町はいぶせき氷柱かな 日曜日は俳句の紹介と英訳。 今年は1月20日が大寒で,今は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれる時期で立春まで続きます。 これはある場所で撮影したつらら(氷柱)。どこかは次回以降に書きます。 今の時期にぴったりの季語ですね。 氷柱は昼間に屋根の雪が解け,しずくが滴り凍るもので,建物の南側にできやすいです。 季語とし… コメント:2 2025年01月26日 俳句 人物 出来事 続きを読むread more
昭和の話(4) スチールゴミ箱 追憶の昭和の話もここでひと区切り。 ひとり暮らしを思い出すと,その部屋に昭和がよみがえってきます。 よく部屋の角にあったのがタンス代わりに衣服や小物を入れておくファンシーケース。 私も持っていました。 そして部屋の隅にもう1つ。スチールゴミ箱。 「ラーク」はよく見かけました。持っていたような・・・。 … コメント:2 2025年01月25日 出来事 続きを読むread more
昭和の話(3) 実篤皿 追憶の昭和の話。 大学に入ってひとり暮らしを始めたのはアパートと言うよりは下宿屋みたいなところで,それがすでに「昭和」的なんだけど,住人はみんな学生で仲が良くなります。 ある日,何だったかみんなで食べようということになり,皿を持ち寄ることになりました。 そのとき私が実家から持っていったものを見て,神奈川出身の同級生が言いました。 … コメント:2 2025年01月24日 人物 出来事 続きを読むread more
昭和の話(2) 花柄の台所用品 前回に続き追憶の昭和の話。 冷蔵庫に続き家電の話ですが,昭和によく見かけたものに花柄の家電や台所用品をよく見かけました。 特に身近なものに多く,炊飯ジャー,トースター,魔法瓶(ポット),ホウロウ鍋,そしてガラス製品なども。 特に魔法瓶と言えばそうでしたね。 昭和の食卓が花柄に彩られるようになったきっか… コメント:2 2025年01月23日 出来事 続きを読むread more
昭和の話(1) 冷蔵庫にカギ 北杜夫の小説「幽霊」の冒頭「人はなぜ追憶を語るのだろうか。 どの民族にも神話があるように,どの個人にも心の神話があるものだ。」 これほど印象的な出だしはないような気がします。 幽霊―或る幼年と青春の物語―(新潮文庫) - 北 杜夫 いきなり大げさな話で始まりましたが,急に多感な時期を過ごした「昭和」を思い出すことがあります… コメント:2 2025年01月22日 出来事 続きを読むread more
my mizu(2) 世界的な広がり 前回,my mizu の取り組みと,そのアプリについて書きました。 そのアプリを使えば,自分が住む地域の公共水道がわかるのです。 青い印がその水道を表す地点ですが,中にはオレンジの印もあります。 これはこの企画に賛同するお店などで,アプリを見せれば無料で水を提供してくれる施設です。 ここは美容室でしょうか。 … コメント:2 2025年01月21日 出来事 続きを読むread more
my mizu(1) アプリを入れてみよう 以前,こんな言葉が書いてある車を見かけたと記事を書いたことがあります。 THINK GLOBALLY, ACT LOCALLY 「地球規模で考え,自分の地域から行動に起こせ」と言うことでしょう。 そして,なんとこの言葉は現在の中1の英語の教科書のあるユニットのタイトルにもなっているのです。 その教… コメント:2 2025年01月20日 出来事 人物 続きを読むread more
Haiku in English on Sunday (648) 蒲団干すアジアの空の晴れきつて 日曜日は俳句の紹介と英訳。 最近聞いた話。俳句は素数の文学。素数とは自然数の中で1とそれ自身以外に約数を持たない数。 5・7・5の5も7も素数。合計の17も素数。 同じように短歌(和歌)も5・7・5・7・7で31もまた素数。 古代の日本人は無意識にそんな割り切れない数字に何かの意味を見つけたのではないでしょうか。 蒲団干す… コメント:2 2025年01月19日 俳句 人物 続きを読むread more
「弱冠」と「若干」 「弱冠」について,中国の古典から一義的には20歳の男性に対い,後に「歳若くして」の意味がついたことを書きました。 でも,発音が同じで紛らわしい言葉に「若干」があります。 太宰治著「正義と微笑」 研究生時代の二箇月間も、手当は、毎月十二円、公演の手伝いをした時にはまた若干、道場までの交通費もきちんと支給される事になっている。二箇… コメント:2 2025年01月18日 続きを読むread more
小説「正体」(3) 「弱冠」(後編) 前回,小説「正体」の中で使われている「弱冠」という言葉について考えてみました。 日本国語大辞典では次のように規定しています。 ① 男子二〇歳の異称。また、成年に達すること。 ② 年齢の若いこと。弱年。 つまり,一義的には20歳の男性に対して使うということで,後に「歳若くして」の意味がついたということです。 … コメント:2 2025年01月17日 豆知識 続きを読むread more
小説「正体」(2) 「弱冠」(前編) 前回に続き,小説「正体」から気になった言葉について。 少なくとも,この小説には「弱冠」と言う言葉が3回出てきます。 弱冠二十歳のガキが企業相手に喧嘩を吹っ掛け,勝利を収めて帰ってきた。(p.103) ましてや逮捕されたとき,彼は弱冠十八歳の少年だ。(p.375) まだ弱冠二十一歳の若者が宗教に救いを求めたのも納得… コメント:2 2025年01月16日 豆知識 続きを読むread more
小説「正体」(1) その場に「くずおれる」 小説を読んでいても,いまだに知らない言葉に出会います。 以前も「七回死んだ男」という小説で出会った「おためごかし」について書いたことがあります。 → おためごかし!? さて,前回書いた小説「正体」でも新しい言葉に出会いました。しかも2回も。 その言葉は「くずおれる」。 はじめ,「崩れ落ちる」の誤植かと思いま… コメント:2 2025年01月15日 豆知識 本 続きを読むread more
「正体」 小説と映画 この年末年始に読み終えた本に染井為人さんの「正体」があります。 文庫本で600ページを超える大作です。 なぜ,私がこの本を手にとったかと言うと,読書系ユーチューバーのマサキさんが何度か動画で推していたからです。 しかも,彼は「【2024年ベスト本】読んで本当によかった小説ランキングBest20!!」の1位に… コメント:2 2025年01月14日 本 映画 出来事 続きを読むread more
祝 サザエさん新年1回目の放送 31年連続チョキ達成! 前々回の記事で書いた通り,昨日のフジテレビ系のアニメ「サザエさん」の最後のじゃんけんで,サザエさんは「チョキ」を出しました。 これで新年1回目の放送のじゃんけん,31年連続チョキ達成です! 1995年以来31年連続サザエさんは新年1回目はチョキを出しています! (ここから毎年同じフォームで書いています。) これま… コメント:2 2025年01月13日 出来事 続きを読むread more
Haiku in English on Sunday (647) よく晴れて雪が好きな木嫌ひな木 日曜日は俳句の紹介と英訳。 青森などでは大雪の被害が出ているようですが,先週はこの冬いちばんの雪が仙台に降りました。そして,これが昨日の仙台の定禅寺通りの様子。よく晴れています。 季語の「雪晴れ」は,雪が降り続いた後に快晴に恵まれることを言います。雪に反射したまばゆい光であふれ,解放感に満ちた感じがします。 よく晴… コメント:2 2025年01月12日 俳句 出来事 人物 続きを読むread more