Haiku in English on Sunday (293) 紅梅や枝々は空奪ひあひ
日曜日は俳句の紹介と英訳。
桜のニュースが聞こえてくる中,梅の話です。
昨日,仙台市青葉区の愛子(あやし)の庭園と梅を見てきました。
仙台市と土地の所有者が協議の上,試験公開している庭園で,
私はこのような見事な庭園があることをニュースで知りました。
庭園の最大の見もの,臥龍梅です。これ1本の樹木なんです。
仙台市のホームページによれば・・・
「せいざん(愛子)の臥龍梅」
平成28年2月9日指定。徳川方武将であった所有者の先祖が1590年代頃に主君から拝領したもので、所有者の先祖は現常陸太田市で隠居生活をした後、この地に移住しその時に持ってきて植えたものと伝えられている。常陸太田市にある水戸藩2代目藩主徳川光圀の隠居所西山荘にちなみこの名がつけられた。
推定樹齢420年。樹高1.75メートル、幹周1.96メートル。
臥龍梅の隣には紅梅というか薄紅梅がありました。満開!
(写真より実物は赤みがかっています。)
紅梅や枝々は空奪ひあひ 鷹羽狩行
(こうばいやえだえだはそらうばいあい)
「俳句発想法 歳時記 春」(草思社文庫)より。
鷹羽狩行句集「月歩抄」所収。
鷹羽氏の俳句について書くのはこのシリーズ6度目だと思います。
一般的には紅梅は白梅よりやや遅く咲くと言われています。
そんな紅梅の枝々が空を奪い合うように背伸びしています。
では,英訳してみます。
紅梅や枝々は空奪ひあひ 鷹羽狩行
Ume trees with red blossoms
Reach out their branches
Sharing the sky
「奪い合う」と「分け合う」は違いますが,「奪う」の語感が強く,
客観的に詠み手側に立って「空を分け合っている」として
share を使いました。
桜のニュースが聞こえてくる中,梅の話です。
昨日,仙台市青葉区の愛子(あやし)の庭園と梅を見てきました。
仙台市と土地の所有者が協議の上,試験公開している庭園で,
私はこのような見事な庭園があることをニュースで知りました。
庭園の最大の見もの,臥龍梅です。これ1本の樹木なんです。
仙台市のホームページによれば・・・
「せいざん(愛子)の臥龍梅」
平成28年2月9日指定。徳川方武将であった所有者の先祖が1590年代頃に主君から拝領したもので、所有者の先祖は現常陸太田市で隠居生活をした後、この地に移住しその時に持ってきて植えたものと伝えられている。常陸太田市にある水戸藩2代目藩主徳川光圀の隠居所西山荘にちなみこの名がつけられた。
推定樹齢420年。樹高1.75メートル、幹周1.96メートル。
臥龍梅の隣には紅梅というか薄紅梅がありました。満開!
(写真より実物は赤みがかっています。)
紅梅や枝々は空奪ひあひ 鷹羽狩行
(こうばいやえだえだはそらうばいあい)
「俳句発想法 歳時記 春」(草思社文庫)より。
鷹羽狩行句集「月歩抄」所収。
鷹羽氏の俳句について書くのはこのシリーズ6度目だと思います。
一般的には紅梅は白梅よりやや遅く咲くと言われています。
そんな紅梅の枝々が空を奪い合うように背伸びしています。
では,英訳してみます。
紅梅や枝々は空奪ひあひ 鷹羽狩行
Ume trees with red blossoms
Reach out their branches
Sharing the sky
「奪い合う」と「分け合う」は違いますが,「奪う」の語感が強く,
客観的に詠み手側に立って「空を分け合っている」として
share を使いました。





この記事へのコメント
二十数年前までは盛んに渓流釣りをしていまして、愛子橋の側を良く通っていました。なので、この臥竜梅の存在は良く知っていました。しかし、私は長い事これを政宗公の臥竜梅の一つと勘違いをしていました。違う事を知ったのは二年ほど前の事でした。
今までは一般公開がされていませんでしたので、私も見に行きたいと思っていたのですが…
こんにちは。こんなすごい庭園のことを知らなかったのかと思いましたが、今年はじめての公開なんですね。庭園にいたのは市役所の人か。近くに駐車場がないのが難ですが。
臥龍梅(臥竜梅)という名前は松島、古城、西公園にもあるようですが、これは政宗とは無関係のようです。
愛子は4月13日まで公開で、開花状況では延長もあるとか。この公開を歴史的快挙と書いてる人もいますね。