丸森町の立石 ~巨石巡礼~

私が住んでいる宮城県は今はコロナ禍の非常事態宣言も「まん防」も出ていないんですが,県知事や仙台市長が県外に出ないようにとの要請を出しています。
となると,家にできるだけいるか,または県内でなるべく人と出会わない屋外のどこかに出かけるか。

そんな中,私は市の図書館である本に出会ってしまったのです。
「日本のパワースポット案内 巨石巡礼50」

日本のパワースポット案内巨石巡礼50 - 岡田 謙二
日本のパワースポット案内巨石巡礼50 - 岡田 謙二

この中には全国の「巨石」が紹介されているのですが,宮城県は1つ巨石が紹介されています。
私は,その「立石」という巨石の写真に釘付けになってしまったのです。

宮城県の最南端,丸森町に行ってみましょう。
目指すのは丸森町の羽入(はにゅう)地区

何か見えますか?

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里からすでに山の上に巨石が見えます。目指すはあの巨石。

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目指すのは「羽入集会所」
丸森町の駅のほうから国道113号線を南下し,途中で右折します。

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「羽入集会所」が見えてきました。(左折します。)

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「立石ウォーキングコース」の案内板と「立石入口」の表示。

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別方面から来た人は,「羽入集会所」はこう見えるはず。

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「羽入集会所」から少し山側に車を上らせると,ここからは舗装道路は終わりです。

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クマがいる可能性のあるので要注意。

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右側に軽トラが廃棄されています。

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左側に火薬庫が見えてきました。
車は少し手前のスペースにとめましょう

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ここからは歩きです。
登山入口を表す看板が見えてきます。

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すぐに左側に見えてくる「割石」
「鬼滅」の炭治郎が修行で割った石か!?

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木の橋が湿地から足を救ってくれます。

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ここからは急な坂になります。

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滑りやすい土ですが,階段状に整備していてくれているので助かります。

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あと173mだ!

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ちょっと休憩。
丸森の中心部から来るときに渡った橋が見える。

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あと52m。汗だくだくだけど,がんばれ!

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石,石が見えてきた!

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着いた~!

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大きさがわからないですよね。
この写真だと3~4メートルくらいに見える?

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私が立ってみましょう!

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高さはなんと12.3メートル! 周囲が25.1メートル!

町が立てた説明文です。
史実はわかりませんが,こういう石には伝説がつくものです。

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に回りましょう。

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から見上げます。

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やはり写真では大きさが伝わりにくい。
私と比べてください。

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先述の本によれば,この巨石は柱状花崗岩だそうで,なぜここにあるのか?

まさか,どこからかここに持ち上げたとは考えられない。
太古の洪水でここに流され,後に隆起したか。

石の周りにからは,弥生式土器の破片や古銭が発見されているそうです。
何かの信仰の対象にしたと考えられます。

均整の取れた石の姿は人工物,石碑のようにも思えますが・・・。

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本によれば「メンヒル」としては最大級ではないかということ。

広辞苑より

メンヒル【menhir】
(ケルト語で「長い石」の意)
先史時代の巨石記念物の一種。自然石または多少加工した1本の石柱を建てたもので,墓標の一種と見られるものがある。高さ10メートルに達する巨石もあり,青銅器時代のもののほか,年代不明のものが多い。立石(りっせき)。


人工物か自然物かはわかりませんが,見る者を圧倒します。

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あとは気をつけながら下山あるのみ。
写真に残された撮影時刻から計算すると,歩き始めてから戻るまで往復約40分でした。

夏は汗だくになるので,涼しい季節がいいでしょう。

ちなみに往復の間,だれにも会いませんでした。
こんな季節に登る人なんかいないか。

この記事へのコメント

2021年08月10日 09:07
おはようございます。

 私は、メンヒルというとイギリス湖水地方のストーンサークルや秋田の大湯環状列石を思い浮かべますが、これはそれらと違ってモノリスっぽいですね。
 古くから信仰の対象だったようですが、はたして人工のものなのかどうか…
 ロケーションなどから考えると自然石のようにも思えるのですが…
2021年08月11日 07:45
あきあかねさん
おはようございます。
丸森の立石,初めて知ったんですが,行ってみると圧倒されました。
自然石だとは思うんですが,何らかの手が加えられているのか。これまでも筑波山の山頂に登った時も,宮島の厳島神社の裏の弥山頂上に登った時も,どうしてこんなところに巨石があるんだろうと不思議に思いました。地球の歴史の中で山頂に取り残された巨石という感じです。
丸森の立石は文字通り立っているので,そこに何らかの意味を感じたり,あるいはメンヒルとしてとらえられることが多いのでしょう。
土に埋もれた部分が気になるところです。

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