青森・五所川原の立佞武多(1) 立佞武多の館
先週,さとう宗幸さんの「青葉城恋唄」について書きましたが,そのきっかけになったテレビ番組で宗幸さんはまた,青森県五所川原市の「立佞武多」(たちねぷた)に感動した話をしてくれました。
青森市のねぶた祭りは見たことがありますが,五所川原の立佞武多は見たことがありません。
気づいたら,仙台七夕を見た翌日,青森に向かっていました。
(行きたいところがあったら,車で日帰り,が我が家の基本。)
さて,先述のテレビ番組でも紹介していた五所川原の立佞武多ですが,明治のころにもありました。

しかし,地元の有志の勇士たちが競い合っては喧嘩が始まる喧嘩佞武多だったそうです。
そこで禁止にされたり,電線が町中を覆うようになり,五所川原の立佞武多は消えていきました。
しかし,約90年の時を経て,復活の機運が高まります。
右は平成8年に明治の立佞武多を復元したもの。

五所川原の「立佞武多の館」はそんな歴史まで学べる,そして1年中実物を見ることができる建物です。
まずはここを訪れるべきでしょう。

青森県にはたくさんの「ねぶた」「ねぷた」があります。
有名なのが「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」でしょうか。

青森と弘前。(ミニチュア)

その2つと比べると,五所川原の立佞武多がいかに高く大きいかわかります。

館はまず4階にエレベーターで昇り,らせん状のスロープを降りながら見学します。大きい!
これは歌舞伎の演目「暫」(しばらく)から。(2021年製作)

かぐや。(2019年製作)


細部まできれいに作られています。

1階から見上げてみましょう。高い(約23m)!
奥は「稽古照今,神武天皇,金のとびを得る」(2018年製作)。


これは市内の子どもたちが親子で参加した「親子de立佞武多」。
桃太郎電鉄(約8m)もいるぞ!

さて,歩道に出て席を確保し,出陣を待ちましょう!
かつては中止になった一因であった電線は地下化が進みました。
長くなりそうなので・・・つづく。
夜の通りを立佞武多がどう行進していくのか。闇に浮かぶ立佞武多,乞うご期待。
青森市のねぶた祭りは見たことがありますが,五所川原の立佞武多は見たことがありません。
気づいたら,仙台七夕を見た翌日,青森に向かっていました。
(行きたいところがあったら,車で日帰り,が我が家の基本。)
さて,先述のテレビ番組でも紹介していた五所川原の立佞武多ですが,明治のころにもありました。

しかし,地元の有志の勇士たちが競い合っては喧嘩が始まる喧嘩佞武多だったそうです。
そこで禁止にされたり,電線が町中を覆うようになり,五所川原の立佞武多は消えていきました。
しかし,約90年の時を経て,復活の機運が高まります。
右は平成8年に明治の立佞武多を復元したもの。

五所川原の「立佞武多の館」はそんな歴史まで学べる,そして1年中実物を見ることができる建物です。
まずはここを訪れるべきでしょう。

青森県にはたくさんの「ねぶた」「ねぷた」があります。
有名なのが「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」でしょうか。

青森と弘前。(ミニチュア)

その2つと比べると,五所川原の立佞武多がいかに高く大きいかわかります。

館はまず4階にエレベーターで昇り,らせん状のスロープを降りながら見学します。大きい!
これは歌舞伎の演目「暫」(しばらく)から。(2021年製作)

かぐや。(2019年製作)


細部まできれいに作られています。

1階から見上げてみましょう。高い(約23m)!
奥は「稽古照今,神武天皇,金のとびを得る」(2018年製作)。


これは市内の子どもたちが親子で参加した「親子de立佞武多」。
桃太郎電鉄(約8m)もいるぞ!

さて,歩道に出て席を確保し,出陣を待ちましょう!
かつては中止になった一因であった電線は地下化が進みました。
長くなりそうなので・・・つづく。
夜の通りを立佞武多がどう行進していくのか。闇に浮かぶ立佞武多,乞うご期待。
この記事へのコメント
『行きたいところがあったら,車で日帰り,が我が家の基本』って、すごい家訓ですね(笑)
私は青森のねぶたは映像でしか見たことが無いのですが、五所川原の立佞武多は運よく実物を見ています。と言いましても、祭りの日に見たのではなく、たまたま仕事で訪れた日が立佞武多の”山車立て”の日で、車窓越しに見る事が出来たのでした。「おお!」って声が出るほど大きくて勇壮でした。
青森のねぶたは山車の見事さは勿論のこと、祭囃子も心が湧きたって来て素晴らしいですね。東北三大祭りの中で、ねぶたが私は一番好きです。
そういえば、「西馬音内の盆踊」ももうすぐですね。これも私が好きな夏祭りです。
おはようございます。
規模で言えば青森ねぶたにはかないませんが,この高さは見ておいてよかったと思いました。青森ねぶたの「ラッセラー」のように五所川原にも掛け声があって「ヤッテマレ」でした。なんか変な掛け声だなと思ったのですが,あとで喧嘩佞武多が起源と聞いてなるほどと思いました。さすが吉幾三さんの故郷です。(^-^)
記事には書きませんでしたが,その後大雨のニュースを聞いて驚いています。私が行ったときは幸いぎりぎりまで天気が持ちました。
昔,小安峡の近くに泊まった時に,盆踊りを見に来たのですかとホテルの人に聞かれました。何のことかわからなかったのですが,その時に聞いたのがこの西馬音内盆踊りだと思います。女性が顔を隠すミステリアスな踊りですね。