山形市 富神山に登る(1)

GWに山形市の里山,千歳山(ちとせやま)に登ったことを書きました。
山形市には東の千歳山と並んで西の里山として知られる富神山(とがみやま)があります。
これは両方に登らなければいけません。

4togami.jpg

市街地を抜けると,山形市柏倉の西方にピラミッド状の山が見えてきます。

4togami0全景.jpg

このあたりは「東北の関ケ原」と呼ばれる古戦場で,最上軍と上杉軍による慶長出羽合戦があった場所。
上杉軍大将の直江兼続が山頂から山形城を望見したとか。

この山に登るにはいくつかの登山道があるのですが,距離が短いのは「北登山口」(「山王口」)

4togami2北口.jpg

でも,ここは車をとめるスペースも狭く,何より急な坂なのでやめておきます。

4togami5北口.jpg

もう少し車を走らせると「西登山口」(「新道口」)があり,広い駐車場にはすでに数台とまっています。

4togami3新道口.jpg
4togami6駐車場.jpg

車をとめて登山口へ。

4togami7登山口へ.jpg

案内板。富神山の前に曲森山があり,ここにも寄ってみましょう。

4togami8案内板曲森山.jpg

新しい案内図も所々に設置されています。

4togami9案内図.jpg

新道コースでスタート!

4togami4新道.jpg
4togami10スタート.jpg

新道コースは整備されています。しかも平坦な道も多い。

4togami11新道コース.jpg

程よい坂もあります。

4togami12ほどよい坂.jpg

途中,曲森山に登る分岐点があります。帰りに寄る手もありますが,往路で登ってしまいましょう・

4togami13曲森山へ.jpg

着きました。曲森山,358メートル

4togami14曲森山358.jpg

視界はさほど良くありません。

4togami15視界.jpg

ここまででわずか20分

長くなるので,富神山へは・・・つづく。



この記事へのコメント

2024年05月21日 06:50
おはようございます。

 富神山の名前は知らなかったのですが、「曲森山の戦い」は知っています。最上義光を見捨てようとした伊達政宗を、保春院が諫めた、と言う曰くがあった戦いですね。
 ただですね、この「曲森山」ですが、私は「くせもりやま」と言う読みで憶えていたのですが、どうやら「まがりもりやま」と読むのが正しいようですね。その辺、どうなのですか?
2024年05月22日 06:11
あきあかねさん
おはようございます。
「まがりもりやま」と呼ぶようですが,伊達政宗の件,名前のいわれは私にはわかりません。
富神山については,関ヶ原の戦いの頃,直江兼続が徳川家康方の最上義光の拠点である山形城を攻めるために,山頂から城の様子を眺めようとしたけれども,城には霞がかかって全く見ることができない。十日間待っても霞が晴れず,その間に石田軍敗北の報が入り,上杉軍は撤退したところから,この山を十日見山(富神山),山形城は霞ヶ城と言われたとか。