20世紀末の私的なパリ滞在記(3) エスカルゴ,ヴェルサイユ宮殿,セーヌ川ディナー・クルーズ
体調が回復するまで,写真中心の「非オリンピック的」パリ滞在記を書きます。
なお,記事の中の出来事や値段などは2000年の暮れの時点のことです。
前回,パリの定番観光地,ノートルダム大聖堂,凱旋門,エッフェル塔について書きました。
ここ宮城県だったら,青葉城址の伊達政宗騎馬像,蔵王のお釜(五色沼),松島といったところか。

エッフェル塔の後はナポレオンの墓やアラン・ドロンの家,エリゼ宮(大統領官邸)を車窓見学。
エリゼ宮ではガイドのムッシュ・イトウよりカメラを向けるなとの指示。最悪没収される。
ちょうどお昼で一行はエスカルゴの店へ。
エスカルゴはカタツムリというよりツブ貝という感じ。

そしてバスはヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
途中,その3年ほど前にダイアナ妃が亡くなったトンネルを通りました。
入口から13本目の柱に激突。あまり報道されないことですが追っかけパパラッチも1名亡くなってるそうです。
絶対王政の極み,ヴェルサイユ宮殿。

しかし,フランス革命で調度品はある1点をのぞき,ほとんど民衆が略奪。
それでも,モーツァルトが演奏した部屋,ヴェルサイユ会議の部屋,鈴木善幸首相が参加したサミットの部屋,マリー・アントワネットが逃げた隠しドア,唯一残っている当時のシャンデリアや天井画などを見て回りました。

ただ,ここもフラッシュ禁止なのであまりいい写真が残っていません。
一番楽しみにしていたのが「鏡の間」。想像以上です。当時,鏡がどれだけ高価か,水銀を使っていたそうです。

ちなみにヴェルサイユ宮殿の入場料は46フラン,約830円でした(上)。
トイレは外にあり有料。2.5フラン,約45円(下)。

一度ホテルに戻り,夕食はバトー・ムーシュによるディナー・クルーズ。
バトー・ムーシュはセーヌ川を航行する観光船。
受付で予約カードを見せても「ムッシュ・イケ?」と言われ「ノン,***」と言っても「イケ?」と言われる。
3度目でOKが出ましたが,イケさんはいったい誰だったのでしょう?
ウェイターは日本語も上手で,シャンパンに始まり,前菜,メインのステーキ,グラタン,デザート(ケーキ),コーヒー。
赤ワインもおいしいし,セーヌ川沿いの夜景を見ながらはなおさら。
当時はちょうど2000年。毎時00分から10分間,エッフェル塔に小さな光の粒がキラキラピカピカ点滅します。
(遊覧船の窓越しなので船内の明かりが写りこんでいます。)

これはフランス革命100周年を記念して,パリに住むアメリカ人がNYの自由の女神の返礼として贈った小さめの自由の女神。

エッフェル塔と自由の女神。

2時間のクルーズを終え,船はセーヌ川「右岸」に帰りました。
シャンゼリゼ通りまで夜の散歩。イルミネーションがきれい。

タクシー乗り場で順番を待ち,ホテルに帰り就寝。盛りだくさんの1日でした。
なお,記事の中の出来事や値段などは2000年の暮れの時点のことです。
前回,パリの定番観光地,ノートルダム大聖堂,凱旋門,エッフェル塔について書きました。
ここ宮城県だったら,青葉城址の伊達政宗騎馬像,蔵王のお釜(五色沼),松島といったところか。
エッフェル塔の後はナポレオンの墓やアラン・ドロンの家,エリゼ宮(大統領官邸)を車窓見学。
エリゼ宮ではガイドのムッシュ・イトウよりカメラを向けるなとの指示。最悪没収される。
ちょうどお昼で一行はエスカルゴの店へ。
エスカルゴはカタツムリというよりツブ貝という感じ。
そしてバスはヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
途中,その3年ほど前にダイアナ妃が亡くなったトンネルを通りました。
入口から13本目の柱に激突。あまり報道されないことですが追っかけパパラッチも1名亡くなってるそうです。
絶対王政の極み,ヴェルサイユ宮殿。
しかし,フランス革命で調度品はある1点をのぞき,ほとんど民衆が略奪。
それでも,モーツァルトが演奏した部屋,ヴェルサイユ会議の部屋,鈴木善幸首相が参加したサミットの部屋,マリー・アントワネットが逃げた隠しドア,唯一残っている当時のシャンデリアや天井画などを見て回りました。
ただ,ここもフラッシュ禁止なのであまりいい写真が残っていません。
一番楽しみにしていたのが「鏡の間」。想像以上です。当時,鏡がどれだけ高価か,水銀を使っていたそうです。
ちなみにヴェルサイユ宮殿の入場料は46フラン,約830円でした(上)。
トイレは外にあり有料。2.5フラン,約45円(下)。
一度ホテルに戻り,夕食はバトー・ムーシュによるディナー・クルーズ。
バトー・ムーシュはセーヌ川を航行する観光船。
受付で予約カードを見せても「ムッシュ・イケ?」と言われ「ノン,***」と言っても「イケ?」と言われる。
3度目でOKが出ましたが,イケさんはいったい誰だったのでしょう?
ウェイターは日本語も上手で,シャンパンに始まり,前菜,メインのステーキ,グラタン,デザート(ケーキ),コーヒー。
赤ワインもおいしいし,セーヌ川沿いの夜景を見ながらはなおさら。
当時はちょうど2000年。毎時00分から10分間,エッフェル塔に小さな光の粒がキラキラピカピカ点滅します。
(遊覧船の窓越しなので船内の明かりが写りこんでいます。)
これはフランス革命100周年を記念して,パリに住むアメリカ人がNYの自由の女神の返礼として贈った小さめの自由の女神。
エッフェル塔と自由の女神。
2時間のクルーズを終え,船はセーヌ川「右岸」に帰りました。
シャンゼリゼ通りまで夜の散歩。イルミネーションがきれい。
タクシー乗り場で順番を待ち,ホテルに帰り就寝。盛りだくさんの1日でした。
この記事へのコメント
お加減如何ですか?
ベルサイユ宮殿ですが、今でも宮殿内にはトイレが無いのですね(笑)
それと、意外に日本語が通じるのに驚きました。それだけ日本人の観光客が多いのかしら。
おはようございます。困ったもので次々家の者が倒れてます。
パリはやはり観光で成り立つのでしょう,日本語はかなり使われ日本語版の案内も見ます。
ただ,トイレ表示が独特で男女の区別がよくわからないときがあり,困ったことの1つです。