オフコース「さよなら」の3度繰り返し
前々回,中村雅俊さんが歌った「俺たちの旅」について書きました。
曲の良さはもちろんですが,ドラマの主題歌はヒットします。
(残念ながら「およげ!たいやきくん」と同時期のため1位にはなれませんでしたが。)

オフコース(Off Course)の17枚目のシングル「さよなら」は1979年に発売されました。

この曲を作った小田和正さん(右端)は「これまで以上に売れることを強く意識して書いた」と語っています。
そして,この曲はこの年に始まった「3年B組金八先生」のドラマの挿入歌として取り上げられ大ヒットします。
もちろん,オフコースは知る人は知るグループでしたが,この曲で一気に認知されます。
使われたのは「3年B組金八先生」(シリーズ1)の第20話「卒業十日前の初恋」。
この回のメインは田原俊彦さんです。

開始1分26秒くらいからサビの「さよなら~」が流れます。
さて,ここからが今日の本論です。
この歌のサビを歌って,というとたいていの人はこう歌うと思います。
私の周りの人は全員こう歌いました。
♪
さよなら~
さよなら~
さよなら~あぁ⤵
繰り返しの3回目は下げ調子で「あぁ」と歌います。私もそう歌っていました。
ところが,あるBSの番組で坂崎幸之助さんが言っていたのですが・・・
小田さんは3回目の『さよなら』を他といっしょの調子で歌っているだけで,『あぁ』なんて歌っていないのです!
『あぁ』の部分はメンバーのコーラスの声なのです!
目から鱗。正しくはこう・・・。
♪
さよなら~
さよなら~
さよなら~。
若い同僚に聞いてみたら,「オフコースって誰ですか?」と言われましたが,この曲は知っていて,やはり最後は『あぁ』とつけて歌いました。
楽譜で確認しましょう!
私が持っているのはウクレレの楽譜。

本当だ! 最後の「さよなら」も下がっていません。一本調子。
ライブを見てみましょう。1982年武道館コンサート。
やはり開始1分26秒くらいから。
照明でわかりにくいけど,やはり『あぁ』の部分はコーラスですね。
こちらはいきなり見られます。他の名曲も楽しんでください。
この夏は「俺たちの旅」と「さよなら」で発見がありました。
曲の良さはもちろんですが,ドラマの主題歌はヒットします。
(残念ながら「およげ!たいやきくん」と同時期のため1位にはなれませんでしたが。)

オフコース(Off Course)の17枚目のシングル「さよなら」は1979年に発売されました。

この曲を作った小田和正さん(右端)は「これまで以上に売れることを強く意識して書いた」と語っています。
そして,この曲はこの年に始まった「3年B組金八先生」のドラマの挿入歌として取り上げられ大ヒットします。
もちろん,オフコースは知る人は知るグループでしたが,この曲で一気に認知されます。
使われたのは「3年B組金八先生」(シリーズ1)の第20話「卒業十日前の初恋」。
この回のメインは田原俊彦さんです。

開始1分26秒くらいからサビの「さよなら~」が流れます。
さて,ここからが今日の本論です。
この歌のサビを歌って,というとたいていの人はこう歌うと思います。
私の周りの人は全員こう歌いました。
♪
さよなら~
さよなら~
さよなら~あぁ⤵
繰り返しの3回目は下げ調子で「あぁ」と歌います。私もそう歌っていました。
ところが,あるBSの番組で坂崎幸之助さんが言っていたのですが・・・
小田さんは3回目の『さよなら』を他といっしょの調子で歌っているだけで,『あぁ』なんて歌っていないのです!
『あぁ』の部分はメンバーのコーラスの声なのです!
目から鱗。正しくはこう・・・。
♪
さよなら~
さよなら~
さよなら~。
若い同僚に聞いてみたら,「オフコースって誰ですか?」と言われましたが,この曲は知っていて,やはり最後は『あぁ』とつけて歌いました。
楽譜で確認しましょう!
私が持っているのはウクレレの楽譜。

本当だ! 最後の「さよなら」も下がっていません。一本調子。
ライブを見てみましょう。1982年武道館コンサート。
やはり開始1分26秒くらいから。
照明でわかりにくいけど,やはり『あぁ』の部分はコーラスですね。
こちらはいきなり見られます。他の名曲も楽しんでください。
この夏は「俺たちの旅」と「さよなら」で発見がありました。
この記事へのコメント
これは気付きませんでした。カラオケでこの曲を歌う事が無いからなのかもしれませんが、気にした事も無かったです。
でも、そう言われて聞いてみると、確かに間違える要素はありますね。情緒的に3回目は区切りをつける意味で、音を下げて終わってしまいがちです。四分休符の前の四分音符(長音)ですからね。
余計な事ですが、この曲、リズムが面白いですね。3回目の『さよなら』の後の『もうすぐ そとは・・・』の所ですが、一見シンコペーションの様に見えるのですが、頭はトリプレットで1拍分ですし、歌を聞いても分かるように、小節の途中から始まるアウフタクトなんですね。これで、焦らされるような感覚になります。
おはようございます。オフコースは小田さんと鈴木さんとのデュオからメンバーが正式に増えていき,コーラスも多重になったために「さよなら~あぁ」がひと続きに聞こえるんでしょう。
楽器の演奏が確かでコーラスがきれいで最強グループでした。小田さんの曲で特徴的なのが極端な転調で,「Yes-No」では長いイントロのあとに歌の出だしでいきなり転調するという,「そんなのありかよ!」という驚きがありました。最近では YOASOBI の転調がおもしろいです。
カラオケで歌ってみたいけど,小田さんの高音域は出ないでしょう。