ニセモノだって観光地(1) 中国のスフィンクス

オーストラリアのパース市にある映画「ノッティングヒルの恋人」に出てきたというベンチはニセモノでした。
観光大臣は20年間人々をだまし続けてきたベンチとして第2の観光地としての名所に意味があるのではとある提案をしています。

3notting6.jpg

でも,このベンチの例だけではなく,身近にも怪しいものっていくつもあります。
私も,ここで源頼朝が腰を掛けたという石について書いたことがあります。

→ 名取熊野三社と「源頼朝公腰掛之石」

3fake0.jpg

こういう「○○が腰かけた石」とか「○○が入った秘湯」とか今となっては真偽はわからないものってたくさんあります。

まあ,見に行くほうだって,その辺は差し引いて見に行くわけです。

世界にだって,あえてレプリカ,ニセモノとわかって見に行く観光地があります。
そんな観光地を特集した海外のサイトから。

A full-size replica of the Great Sphinx in Chuzhou, Anhui province of China. The replica has been built as part of the World Cultural Heritage Expo Park.

中国,安徽省の滁州にあるスフィンクスの同サイズのレプリカ。世界文化遺産展公園の一部として造られた。


3fake1.jpg

スフィンクスの頭部ってこんな色だったの!?

ここには,他にもたくさんのレプリカがあるそうですよ。

日本にもダウンサイジングした世界遺産などを展示している観光地がありますね。
それはそれで楽しいものです。

つづく


この記事へのコメント

2024年09月07日 07:07
おはようございます。

 「フェイク遺産?」ですか、、、まあ、まあ、と言う気はしますが、それはそれで楽しむことも出来ますね。
2024年09月07日 21:06
あきあかねさん
こんばんは。ちょっと続けてみようと思ったのはあきあかねさんの観光大臣に対するコメントから,なるほどフェイクにも生き残る道はあるんじゃないかと思ったからです。
まあ,今週はこの記事で区切りのいいところで終わりたいという気持ちもあります。