熊野岳に登る 後編

日本百名山のうち4座目となる熊野岳山頂を目指した話の続きです。
駐車場から右に御釜を見て「馬の背」を北に進みます。雄大で迫力ある火山地形です。

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登りが終わり,平らな場所に出ました。あれが山頂か!?

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三角屋根が蔵王山神社,その後ろは避難小屋。山頂です!

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鳥居をくぐり,蔵王山神社をお参りします。

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標高1,840メートルの山頂と二等三角点。奥にあるのが斎藤茂吉の歌碑

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北のほうを見ると月山鳥海山が見えます。先人のサイトで確認したのでそうだと思います。

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幻想的な雲海を眺めながらゆるやかに下山に向かいます。

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下から眺めたあの避難小屋

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ロバの耳岩,とあります。

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ちょっと気になりますが,このコースは通行禁止

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ちょっと風が強くなり,五色沼(御釜)の水面が波打っています。

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馬の背を通って帰ります。国内外のたくさんの人とすれ違います。

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左側の刈田岳(刈田嶺神社)には以前行ったので,寄らずに帰ります。

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到着!

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レストハウスから見た熊野岳,手前にナナカマド

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2時間8分。途中リンゴを食べたり,ちょうどいい登山時間。

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天気にも恵まれ,充実した半日でした。

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朝早く出発したので,11時には有料道路ハイラインを下りました。そしてビックリ!
駐車場は満車ですし,ハイラインの料金所では宮城側,山形側から上ってきた車の長蛇の列!
1台ずつ料金(550円)を徴収しているので,かなりの手間と時間。

帰りも再び雲海に突入。ライトをつけてゆっくり走ります。

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山登りの後の蕎麦は格別。
テレビ番組「人生の楽園」で紹介された「玄」でおいしい二八蕎麦と天ぷらをいただきました。

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「人生の楽園」と言えば,西田敏行さんが亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。



この記事へのコメント

2024年10月18日 06:41
おはようございます。

 2時間余りでこれだけ濃厚な”登山”が楽しめるのですね。やはり蔵王は身近な山なのですね。
 実は、私の母方の従弟が冬の刈田岳で亡くなっているのです。私が中学生の頃で、従弟は大学の院生でした。フィールドワークで冬の刈田岳に単独で入り、そのまま帰らずの人となりました。遺体は未だに見つかっていません。
 子供の頃に数回会っただけで、その後は無沙汰が続いていたので、顔もよく思い出せない人なのですが、刈田岳の名を見聞きしますと、その事を思い出します。
2024年10月19日 06:10
あきあかねさん
おはようございます。
従弟様のことを思い出させてしまったようで申し訳ありません。西田さんのことも書くかどうか迷ったんですが。
今まで熊野岳は近いことは知っていたのですが,今回やっと行くことができました。もちろんもっと下からの道や山形側からの登山道もあるのですが,体力的に最短登山を最優先としています。