「よっ友」ってどんな友?
前回書いたラジオ「国語辞典サーフィン」の同じ回で,あるリスナーからのこんな便りが紹介されました。

大学に入って年末に実家に帰ると・・・
親「大学では友だち増えた?」
私「よっ友は増えたね」
親「よっ友? 何それ?」
どうも両親の世代では使ったことのない言葉のようだ。
というお便り。
私も初めて聞きましたが,なんとなく想像はできる。
「よっ」ってあいさつできる程度の友だちかなあ。

家族のいちばん若者に聞くと「わかるよ。使わないこともない程度」の言葉のようです。
番組の中では「よっ友」は
・「よっ!」ってあいさつできる友だち。
・大学生だと,同じキャンパス,同じ学部,いくつか同じ授業を受けてて,共通の友だちもいる,でも,ごはんとか行ったことない。知り合いというにはあまりにもドライな関係じゃないし,かといって毎日メールするような仲でもないくらいの距離感。
・ちょっとあいさつして,立ち話する日もあるくらい。
パーソナリティーのサンキュータツオさんいよれば・・・
いままでだと「顔見知り」とかに近いけど,「よっ!」という距離感ですね。「どうもこんにちは!」「お疲れ様です!」って言うより「よっ!」と言った方ほうが親しい感じがあるじゃないですか。顔見知りより,もう少し近い意味として「よっ友」が生まれたわけなんです。

最初のお便りに話を戻すと・・・
私「よっ友は,会ったらあいさつする程度の友だちだけど,ごはんとかは行かないくらい」
親「それは友だちとは言わなくない?」
難しいですね。親の言うことにも一応納得しつつ,「知り合い」「知人」とも違うんだけどな~と思いながらモヤモヤしているそうです。
人間の距離感って難しいときありますよね。でも,その微妙な距離感を表したのが「よっ友」のようです。
そんなふうに,新しい言葉って生まれてくるんですね。

大学に入って年末に実家に帰ると・・・
親「大学では友だち増えた?」
私「よっ友は増えたね」
親「よっ友? 何それ?」
どうも両親の世代では使ったことのない言葉のようだ。
というお便り。
私も初めて聞きましたが,なんとなく想像はできる。
「よっ」ってあいさつできる程度の友だちかなあ。

家族のいちばん若者に聞くと「わかるよ。使わないこともない程度」の言葉のようです。
番組の中では「よっ友」は
・「よっ!」ってあいさつできる友だち。
・大学生だと,同じキャンパス,同じ学部,いくつか同じ授業を受けてて,共通の友だちもいる,でも,ごはんとか行ったことない。知り合いというにはあまりにもドライな関係じゃないし,かといって毎日メールするような仲でもないくらいの距離感。
・ちょっとあいさつして,立ち話する日もあるくらい。
パーソナリティーのサンキュータツオさんいよれば・・・
いままでだと「顔見知り」とかに近いけど,「よっ!」という距離感ですね。「どうもこんにちは!」「お疲れ様です!」って言うより「よっ!」と言った方ほうが親しい感じがあるじゃないですか。顔見知りより,もう少し近い意味として「よっ友」が生まれたわけなんです。

最初のお便りに話を戻すと・・・
私「よっ友は,会ったらあいさつする程度の友だちだけど,ごはんとかは行かないくらい」
親「それは友だちとは言わなくない?」
難しいですね。親の言うことにも一応納得しつつ,「知り合い」「知人」とも違うんだけどな~と思いながらモヤモヤしているそうです。
人間の距離感って難しいときありますよね。でも,その微妙な距離感を表したのが「よっ友」のようです。
そんなふうに,新しい言葉って生まれてくるんですね。
この記事へのコメント
この言葉はネット動画などで聞いて知っていました。でも、最近の風潮として、若い人達がそういう薄い人付き合いを好んでいる、というか、そうなってしまっている様子は見ていましたので、この言葉の意味もすぐ分かりました。
こういう風潮は私の大学時代にもすでにあったように思います。「韜晦」とか、「君子の交わりは水の如し」等と言う言葉もありますが、それとは違うんですよね。傷つくのが怖いのかなあ…
おはようございます。
確かに大学時代にあいさつをするかしないか微妙な関係の人がいました。だいたいが友だちの友だちで,どこかで一回会った人とか。働くようになってからは誰にでも挨拶すればいいんだけど,キャンパスってそういうわけにもいかないし,難しいですね。人間関係って希薄と言うか,干渉しない風潮は強まっていくんでしょうかね。