聖地巡礼 「砂の器」羽後亀田駅
最近は映画や小説などの舞台を訪れることを「聖地巡礼」なんて言ったりします。
ここでも,これまでマンガ・アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」,映画「君の名は。」,小説「キャプテンサンダーボルト」,朝ドラ「おかえりモネ」などの聖地巡礼を書いてきました。
今回は松本清張の小説「砂の器」で重要な役割を果たす,ある駅。

砂の器(上)(新潮文庫) - 松本 清張
この小説は映画化され名作と呼ばれています。私も10回くらいは観ています。

砂の器 デジタルリマスター版 - 野村芳太郎, 野村芳太郎, 橋本忍, 山田洋次, 丹波哲郎, 加藤剛, 森田健作, 島田陽子, 山口果林, 加藤嘉, 緒形拳, 佐分利信, 渥美清
「砂の器」では,東京の蒲田で殺人事件が起きます。
犯人への手掛かりは,被害者と犯人と思われる男が会話をしていた内容。
東北弁と「カメダはどうした?」などの「カメダ」という言葉。
「カメダ」は人名なのか地名なのか? 行ってみましょう!?
ここは秋田県由利本荘市。「亀田」が出てきました!

丹波哲郎・森田健作の両氏が演じる刑事は現在のJR東日本・羽後本線の羽後亀田駅に降り立ちます。

そして,こちらが現在の羽後亀田駅。2023年から無人駅です。

木造の駅舎は1920年築だそうで,100年を超える歴史があります。
映画の頃と基本的に同じですが,塗り替えなどが行われています。
駅名の表示も新しくなっています。


これは映画のワンシーンですが,山の稜線からも同じ駅だということがわかります。


映画の後,高架橋が作られたようです。かつては3番線まであったようですが,現在は1番線しか使われていないようです。
これは1番線の反対側を写した写真。

現在の駅の利用者数は50人以下のようです。(Wikipedia)

映画では駅前に食堂があったようです。後ろに駅舎が見えます。

でも,そのような食堂はありませんし,一部は更地です。
実際に食堂があったのか,民家の一室を食堂に見立てて撮影したか。
他にもこの近辺で撮影した地元の警察署(実際は見立て)や染物をする河原があるのですが,今回は断念。
実際に行った人によると,だいぶ様変わりしているようです。
最後に,まるで映画の中で親子が日本各地を巡礼するシーンのような(DVD表参照),日本海を見て帰りました。

結局,この駅から犯人につながる情報は手に入ったかって?
それは小説か映画のお楽しみです。
ここでも,これまでマンガ・アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」,映画「君の名は。」,小説「キャプテンサンダーボルト」,朝ドラ「おかえりモネ」などの聖地巡礼を書いてきました。
今回は松本清張の小説「砂の器」で重要な役割を果たす,ある駅。

砂の器(上)(新潮文庫) - 松本 清張
この小説は映画化され名作と呼ばれています。私も10回くらいは観ています。

砂の器 デジタルリマスター版 - 野村芳太郎, 野村芳太郎, 橋本忍, 山田洋次, 丹波哲郎, 加藤剛, 森田健作, 島田陽子, 山口果林, 加藤嘉, 緒形拳, 佐分利信, 渥美清
「砂の器」では,東京の蒲田で殺人事件が起きます。
犯人への手掛かりは,被害者と犯人と思われる男が会話をしていた内容。
東北弁と「カメダはどうした?」などの「カメダ」という言葉。
「カメダ」は人名なのか地名なのか? 行ってみましょう!?
ここは秋田県由利本荘市。「亀田」が出てきました!

丹波哲郎・森田健作の両氏が演じる刑事は現在のJR東日本・羽後本線の羽後亀田駅に降り立ちます。

そして,こちらが現在の羽後亀田駅。2023年から無人駅です。

木造の駅舎は1920年築だそうで,100年を超える歴史があります。
映画の頃と基本的に同じですが,塗り替えなどが行われています。
駅名の表示も新しくなっています。


これは映画のワンシーンですが,山の稜線からも同じ駅だということがわかります。


映画の後,高架橋が作られたようです。かつては3番線まであったようですが,現在は1番線しか使われていないようです。
これは1番線の反対側を写した写真。

現在の駅の利用者数は50人以下のようです。(Wikipedia)

映画では駅前に食堂があったようです。後ろに駅舎が見えます。

でも,そのような食堂はありませんし,一部は更地です。
実際に食堂があったのか,民家の一室を食堂に見立てて撮影したか。
他にもこの近辺で撮影した地元の警察署(実際は見立て)や染物をする河原があるのですが,今回は断念。
実際に行った人によると,だいぶ様変わりしているようです。
最後に,まるで映画の中で親子が日本各地を巡礼するシーンのような(DVD表参照),日本海を見て帰りました。

結局,この駅から犯人につながる情報は手に入ったかって?
それは小説か映画のお楽しみです。
この記事へのコメント
羽後亀田に行かれたのですか。未だ冬景色なのかしら?
冬の日本海は凄まじい景色です。私も何度か仕事で山形秋田の冬の日本海に行きましたが、あの映画のあのシーンが何度も眼前に湧き上がってきました。
おはようございます。
日本海側は雪はありませんでしたが,湯田あたりはまだ一面の雪景色でした。
「砂の器」の行脚のシーンは泣けてきます。特に厳寒の日本海と思われるシーンはつらさが余計に伝わってきます。かなりの月日をかけて撮影したそうですね。