hermitage とは?

先日,仙台市西部の作並温泉街にある作並庵という蕎麦屋さんに行きました。
信州手打ちそばとあるように,ご主人は信州で15年間修業したそうです。

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ソバも旬の天ぷらもおいしくいただきました。

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帰りにお店の名刺をいただいました。ちょっと気になる単語が。

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「作並庵」 SAKUNAMI HERMITAGE

「いおり」(庵)を和英辞典で引くと,確かに hermitage が出てきます。
でも,hermitage で画像検索すると,こんな画像ばかりが出てきます。

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「庵」とはかけ離れたイメージですね。
実は出てくる画像はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館

日本語の「いおり」(庵)のイメージはこんな感じ。

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では,hermitage の原義を見てみましょう。

hermitage
a place where a hermit lives or has lived in the past
(隠遁者が住んでいる,またはかつて住んでいた場所)


hermit とは「(祈りと瞑想の宗教的生活をした)隠遁者」「世捨人」

美術館の画像ばかり出てくるので,hut(小屋)を追加して検索すると・・・。

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Star Wars を追加して検索すると,ルークが隠遁生活をしていた島と家。

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最後に,なぜ蕎麦屋に「庵」がつく名前が多いのか,は過去記事で。

→ そば屋の屋号になぜ「庵」が多い?




この記事へのコメント

2025年03月31日 07:19
おはようございます。

 う~ん、「庵(いおり)」は東洋思想のコア部分ですからねぇ…、適訳が見つからないかもしれませんね。感覚的には「hermitage」なんですが、、、「起きて半畳、寝て一畳」等と言う、”わびさび”の思想は、古いキリスト教の修行僧にもあったのですが…
 って、「方丈記」は英米では何と訳されているんですか?
2025年04月01日 06:14
あきあかねさん
おはようございます。
そうなんですよ。私も気になって「方丈記」のWikipedia の英語版を調べました。すると square hut を使っている。そこで,記事でも hut(小屋)を入れて検索したんです。まあ,どちらでもいいような気もしますが,他にも cabin なんてのもあります。