山形県南陽市(2) くぐり滝

前回の続き。
山形県の南陽市に行った最大の目的は今日の記事に書きます。
ことの始まりは今年の1月発売の地元誌「りらく2月号」。

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この雑誌の中の「山便り」というページの写真に私は釘付けになったのでした。
その写真とは,南陽市にある「潜滝」(くぐり滝)

もう私はその場所に行ってみたくて我慢ができなくなったのですが,1月・2月は雪深いだろうと春を待ちました。
4月になって,ついに行ってみました。

くぐり滝の場所はここです。

3akayu26地図.jpg

南陽市の熊野大社をあとに,県道5号線を北上し国道348号線で左折

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所々に案内板がありますから見落とさないように。ここで左の細い道に入ります。

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こんな道を進みます。まだ雪が残っています

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ダムを過ぎると,駐車場が整備されています。
車をとめて,ここから歩きます。徒歩3分とあります。

3akayu13徒歩3分.jpg

先人が来た跡がありますが,歩道はまだ雪がかなり残ります。

3akayu14雪道.jpg

ここで右に入ります。

3akayu15あと100m.jpg

案内板があります。「自然が巨岩をくりぬいた」とあります!
前回書いた熊野大社とも関係があるようです。

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見えました。あれがくぐり滝

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しかし,注意です! 今の時期はまだ歩道に雪が残ります。
万が一,滑落などをした場合,冷たい川に落ちてしまいます。
この時期はけっして一人では行かないでください!

滝の下まで行ってみました。足元注意。

岩にあいた穴から,滝が流れ落ちています! 奇跡だ。
これは本当に水が岩をくりぬいたのか,または,偶然そんな場所から流れ落ちているのか。

3akayu18穴.jpg

滝は2段になっています。雪解け水がものすごい勢いで落ちてきます。

3akayu19二段.jpg

動画を撮りました(10秒程度)。うまく再生されるでしょうか。
できれば拡大画面で,その迫力を感じ取ってください。



上にも遊歩道が見えます。行ってみましょう。

3akayu20遊歩道.jpg

上から見たくぐり滝。

3akayu21上から.jpg

遊歩道で滝の裏側へ。

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滝の裏側は,雪解け水が流れる川です。

3akayu23雪解け水.jpg

その水が岩にあいた穴へと吸い込まれていきます。

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そして岩穴を通って落ちていきます

3akayu25穴.jpg

いいものを見ました。
季節的には少し早かったかもしれませんが,新緑や紅葉の季節もまたいいでしょう。


行かれる場合は,一人ではなく,雪が残る季節は靴などもしっかりしたものを
自己責任でお願いします。



この記事へのコメント

2025年04月08日 06:43
おはようございます。

 動画、フルスクリーンで再生できました。画質が良いですねぇ! 早春の渓川を久々に堪能できました。ありがとうございます。
 それにしても、まだ随分雪が残って居るんですね。さすが山形です。
あきあかね
2025年04月08日 07:54
すいません。ルビを入れるのを忘れました。
  「渓川」
ですが、(たにがわ)と読みます。ちょっとイレギュラーな読み方ですので、ルビが必要でした。うっかりしていました。追加させていただきます。
2025年04月09日 05:02
あきあかねさん
おはようございます。
動画が再生できてよかったです。今までもチャレンジしたことがあったのですができなくて,今回成功しました。どうも25MBを超える動画は公開できないようで,10秒に縮めることでできたようです。見ていただけて幸いです。
滝までは思っていた以上にまだ雪が残っていて,靴などにも気をつけないといけません。滑落して「渓川」を別の意味で味わうことになります。あの川が本当に岩に穴をあけたとしたら,もうそれは気の遠くなる歳月がかかるでしょう。