earworm(2) 「ディラン効果」

前回,頭の中で同じ曲が何回も流れてしまう現象「イヤーワーム」について書きました。
まるで耳の中に虫が住みついたみたいです。

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これを調べていると,よく同じ意味で使われる「ディラン効果」という言葉にも出会います。
ディランとはもちろん,ノーベル文学賞までとってしまったシンガー・ソングライターのボブ・ディランです。

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わかりやすいように画像で紹介すると,こんなふうに使われています。

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ただ,私が調べた限り,これは日本で使われる用語のようで,由来は,1963年のボブ・ディランの曲「風に吹かれて」が耳に残りやすいフレーズで,一度聞いたら頭から離れないところから名付けられたようです。

では,自己責任で「風に吹かれて」Blowin' in the Wind をお聞きください(笑)。




関係ありませんが,人名がついてしまう現象で思い出すのが「青木まりこ現象」
詳しくは過去記事で。

→ 素朴な疑問(2) 青木まりこ現象?


つづく


この記事へのコメント

2025年04月16日 07:22
おはようございます。

 うわ~、「風に吹かれて」ですか…、なつかしいですねぇ~!
 わたし、これよりもPPMの「500マイルも離れて」の方が「イヤーワーム」します。よく、終電を逃した時なんか「500まりも離れて」を何百回か鬼リピしながら下宿まで歩きました(笑)
2025年04月17日 06:09
あきあかねさん
おはようございます。
鬼リピつかうなんて若すぎます! 私も使おうかな。周りの人が凍りついたりして。
実はボブ・ディランは「風に吹かれて」以外はあまり知らないんですよね。むしろビートルズを通じてディランを意識したという感じです。ジョンはディランの影響をだいぶ受けましたし,ジョージも交流がありましたね。