善光寺(2) フォークナーと同じ位置で写真を撮れ!
一昨日は,長野市の善光寺参道の一茶の句碑を取り上げました。

通りの反対側にあるのが,レトロな建物の善光寺郵便局。

善光寺郵便局はこの建物の1階で営業していますが,もともとは「五明館」という江戸時代の脇本陣。
そして,老舗旅館として有力者や文人たちに愛されてきた名門旅館でした。勝海舟も宿泊しています。
昭和61年に旅館としての営業を終え,その後はレストランのみになり,平成23年に閉業しています。
五明館で思い出す写真があります。
それはアメリカのノーベル賞作家,ウィリアム・フォークナーが昭和30年(1955年)長野を訪れたときに五明館で撮った写真。

長野でのフォークナーの様子はこの本で読むことはできますが,私は持っていませんし,おそらく絶版でしょう。

そして,これは私が30年以上前に買ったフォークナー研究の本です。

この中にフォークナーが善光寺を訪れたときの1枚の写真があります。

そして,私が自分に課したミッション。それは・・・
フォークナーと同じ位置で写真を撮れ!
まず,フォークナーが立っている場所は善光寺の仲見世通りと考えられます。
石畳は昔のままでしょうか。


そして,立ち位置で参考になるのが,左に「長生堂」,右に「松井■」,字がよく判断できませんが,「松井屋」でしょうか。

ただ,「長生堂」は現存しますが,「松井屋」は休業しています。

となると,参考になるのが「仲見世通り」の「長生堂」の位置。
フォークナーと同じ位置で写真! これか!

「長生堂」の看板の位置はあっているけど,なんか門の感じが違う。

もしかして,フォークナーの後ろの門は山門で,私の背後は仁王門か?

でも,山門をバックにすると,「長生堂」の位置は真逆なのです!

どういうこと!?
つづく

通りの反対側にあるのが,レトロな建物の善光寺郵便局。

善光寺郵便局はこの建物の1階で営業していますが,もともとは「五明館」という江戸時代の脇本陣。
そして,老舗旅館として有力者や文人たちに愛されてきた名門旅館でした。勝海舟も宿泊しています。
昭和61年に旅館としての営業を終え,その後はレストランのみになり,平成23年に閉業しています。
五明館で思い出す写真があります。
それはアメリカのノーベル賞作家,ウィリアム・フォークナーが昭和30年(1955年)長野を訪れたときに五明館で撮った写真。

長野でのフォークナーの様子はこの本で読むことはできますが,私は持っていませんし,おそらく絶版でしょう。

そして,これは私が30年以上前に買ったフォークナー研究の本です。

この中にフォークナーが善光寺を訪れたときの1枚の写真があります。

そして,私が自分に課したミッション。それは・・・
フォークナーと同じ位置で写真を撮れ!
まず,フォークナーが立っている場所は善光寺の仲見世通りと考えられます。
石畳は昔のままでしょうか。


そして,立ち位置で参考になるのが,左に「長生堂」,右に「松井■」,字がよく判断できませんが,「松井屋」でしょうか。

ただ,「長生堂」は現存しますが,「松井屋」は休業しています。

となると,参考になるのが「仲見世通り」の「長生堂」の位置。
フォークナーと同じ位置で写真! これか!

「長生堂」の看板の位置はあっているけど,なんか門の感じが違う。

もしかして,フォークナーの後ろの門は山門で,私の背後は仁王門か?

でも,山門をバックにすると,「長生堂」の位置は真逆なのです!

どういうこと!?
つづく
この記事へのコメント
なかなか面白い事を(笑)
ちょっとあれですが、、、「岩井■」は、私には「松井■」に見えました。
こんばんは。次回は解決編です。この長生堂と山門の位置関係の矛盾を
どう解決するのか!?
「松井屋」ですね。なぜか「岩井屋」と無意識で書いていました。ちゃっかり直しました。ご指摘ありがとうございます。