盧溝橋は英語で・・・

以前も書いたことがあるのですが,最近は外国出身の生徒のために授業の内容を英語で説明する補助の先生が授業に入ったりします。
社会の授業で「盧溝橋事件」を扱っていたそうです。

盧溝橋(ろこうきょう)と言えば,北京市にある石造りの橋。

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この橋は金代の1192年に完成,その後度々修復が施されています。
1698年には架け替えが行われました。

橋の欄干には,それぞれが異なる表情や姿をした計501基の獅子の彫像が置かれているそうです。

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そんなきれいな橋なのですが,歴史の学習では1937年,日中戦争のきっけかけになったと言われる謎の発砲からの「盧溝橋事件」で知られます。
これは当時撮影された盧溝橋。

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その授業が終わって,言語の補助に入っている先生が職員室で社会の先生に言いました。

「盧溝橋って英語で調べたら,マルコ・ポーロ・ブリッジって言うんですって」

Marco Polo Bridge!!

かつてこの地を訪れたマルコ・ポーロ(1254-1324)は,著書「東方見聞録」(「世界の記述」)の第4章の中で,この橋が「世界中どこを探しても匹敵するものがないほどの見事さ」と記したそうです。
そこから,西欧ではこの橋のことを「マルコポーロの橋」と呼ぶんだそうです。

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では,マルコ・ポーロが見た橋はどんなものだったのでしょう?

これは絵画に描かれた元時代の盧溝橋付近だそうです。

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盧溝橋は中国式の発音で Lugou Bridge とも呼ばれるようですが,戦争の暗い影はあるものの「マルコ・ポーロの橋」はちょっとロマンがありますね。



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