岩手の五葉山へ(1) 赤坂峠~4合目の畳石
前回書いた岩手県大船渡市の「ど根性ポプラ」から向かったのは,五葉山(ごようざん)。
去年の9月に吉田類さんの「にっぽん百低山」を見たときから,登りたいなあと思っていました。
(ちなみに,この本では取り上げられてはいません。)

吉田類の愛する低山30 NHKにっぽん百低山/吉田類【3000円以上送料無料】 - bookfan 1号店 楽天市場店
五葉山は大船渡市・釜石市・住田町の境に位置し,県立自然公園に指定されています。
岩手県にあるもののかつては仙台藩(伊達藩)の直轄地だったために「御用山」からその名前がついたともされます。以下は吉田類さんの番組から・・・。
昔は盛岡藩と仙台藩の間に位置していたそうなのですが,徳川将軍から「家康の墓(東照宮)を作るためにヒノキアスナロを産出できる山はないか?」と問われ,盛岡藩は「ない」,仙台藩は「ある」と答えました。
実はこの山,ヒノキアスナロの産地で,盛岡藩は将軍の手前で「ない」と言ってしまったために,この山を手放すしかなくなり,伊達藩の所有となったそうです。
でも,明治以降,誰もがこの山に入ることができるようになると,多くのヒノキアスナロは伐採されてしまいました。
さあ,ここは赤坂峠の五葉山登山口駐車場。どれが五葉山かな。駐車場にはもう車がいっぱい。

トイレもあります。けっこう重要。

あの鳥居の横が登山口。

スタート!

最初はなだらかな坂が続きます。
テレビではけっこう楽な山かな,という印象があったのですが,後半・・・。

1合目。まだ1合目なのかとちょっとショック。

登山道には多くの大小の石があります。花崗岩です。

このような巨石があちこちに現れます。見えますか?

視界が開けたところがあります。

あれは鷹生ダム。

三合目になると急に風景が変わります。

ここは賽の河原と呼ばれる場所。こういう変化も登山の楽しみです。

見頃は終わりましたがヤマツツジがまだ見られました。

さあ,山頂へ。

蝉時雨の中を登ります。実は登り始めの新緑のトンネルでもセミが鳴いていました。
エゾハルゼミと言われ,ヒグラシに似た鳴き方ですが,ちょっと低音です。

4合目はちょっとした広場になっています。ベンチもあり休憩。

これは畳石と呼ばれる巨石。

さあ,登山はまだ半ば。つづく。

去年の9月に吉田類さんの「にっぽん百低山」を見たときから,登りたいなあと思っていました。
(ちなみに,この本では取り上げられてはいません。)

吉田類の愛する低山30 NHKにっぽん百低山/吉田類【3000円以上送料無料】 - bookfan 1号店 楽天市場店
五葉山は大船渡市・釜石市・住田町の境に位置し,県立自然公園に指定されています。
岩手県にあるもののかつては仙台藩(伊達藩)の直轄地だったために「御用山」からその名前がついたともされます。以下は吉田類さんの番組から・・・。
昔は盛岡藩と仙台藩の間に位置していたそうなのですが,徳川将軍から「家康の墓(東照宮)を作るためにヒノキアスナロを産出できる山はないか?」と問われ,盛岡藩は「ない」,仙台藩は「ある」と答えました。
実はこの山,ヒノキアスナロの産地で,盛岡藩は将軍の手前で「ない」と言ってしまったために,この山を手放すしかなくなり,伊達藩の所有となったそうです。
でも,明治以降,誰もがこの山に入ることができるようになると,多くのヒノキアスナロは伐採されてしまいました。
さあ,ここは赤坂峠の五葉山登山口駐車場。どれが五葉山かな。駐車場にはもう車がいっぱい。

トイレもあります。けっこう重要。

あの鳥居の横が登山口。

スタート!

最初はなだらかな坂が続きます。
テレビではけっこう楽な山かな,という印象があったのですが,後半・・・。

1合目。まだ1合目なのかとちょっとショック。

登山道には多くの大小の石があります。花崗岩です。

このような巨石があちこちに現れます。見えますか?

視界が開けたところがあります。

あれは鷹生ダム。

三合目になると急に風景が変わります。

ここは賽の河原と呼ばれる場所。こういう変化も登山の楽しみです。

見頃は終わりましたがヤマツツジがまだ見られました。

さあ,山頂へ。

蝉時雨の中を登ります。実は登り始めの新緑のトンネルでもセミが鳴いていました。
エゾハルゼミと言われ,ヒグラシに似た鳴き方ですが,ちょっと低音です。

4合目はちょっとした広場になっています。ベンチもあり休憩。

これは畳石と呼ばれる巨石。

さあ,登山はまだ半ば。つづく。

この記事へのコメント
「五葉山」は、近くを通る国道から遠目で見ていたのですが、なだらかな高原の様に見ていました。意外にしっかりとした登山コースなのですね。
エゾハルゼミか…、もう、しばらく鳴き声を聞いていませんね。
五葉山は登山口と山頂近くにトイレもあり,女性にも人気の山のようで,多くの女性登山客がいました。実はこの山の楽しみは山頂だけじゃないのです。山頂から少し足をのばしました。