sell like hotcakes (1)「ホットケーキのように売れる」とは?
前回は村上春樹さんのラジオから,パンケーキとホットケーキの違いについて考えてみました。

ジーニアス英和辞典(第4版)では・・・
hot cake
ホットケーキ,パンケーキ
(pancake の方が一般的,主に新聞用語)
とあり,pancake の方が一般的で,hot cake は主に新聞用語だということがわかります。
ところが,ジーニアス英和辞典の第5版になると・・・
見出し語が hot cake または hotcake となり,pancake と同義としているだけで,第4版の( )の部分が消えます。
「主に新聞用語」が消えたのが気になりますが,おそらくこれは村上さんが話していたことと関りがあるのではと思います。
*************************
英語に「ホットケーキみたいに売れる」という慣用表現があります。
何かが飛ぶように売れることを意味しています。
その本は売れまくっている,というのは「The book is selling like hotcakes.」となります。
お母さんがフライパンでホットケーキを焼いているそばから,子どもたちがみんなパクパクそれを食べていって,焼くのが追いつかないという忙しい状況ですね。お母さんも大変です。
まあ,そんなふうに,ホットケーキみたいに本がどんどん飛ぶように売れてくれると,作家としては言うことないんですけどね。
この場合はなぜか「パンケーキのように売れる」じゃなくて,ホットケーキなんです。
どうしてかはわかりませんが,とにかく慣用句なので。
*************************
つまり,「何かが飛ぶように売れる」例えでホットケーキが新聞などでよく使われたのでしょう。
村上さんも,なぜパンケーキではないのかは慣用句だからわからないとしています。
慣用句ってそんなもの,ですよね(笑)。
ジーニアス英和辞典でも「通例進行形」として
sell (go) like hotcakes 飛ぶように売れる
を取り上げています。
こちらはロングマン英和辞典。初めから進行形で取り上げています。
ロングマン英英辞典では・・・
be selling/going like hot cakes
if things are selling like hot cakes, they are very popular and people are buying a lot of them very quickly:
ホットケーキのように物が売れるならば,それはとても人気があり,人々が急いでたくさん買っているということ
例文
Copies of the book are selling like hot cakes.
(その本は飛ぶように売れている。)
ちなみにこの場合の sell は「売る」ではなく「売れる」という自動詞。
「能動受動態をとる動詞」と呼ばれることもあります。詳しくは過去記事で。
→ 能動受動態をとる動詞 sell, cut など
もう少し長くなりそうなので,特に新聞とのかかわりとか,次回に続きます。
ジーニアス英和辞典(第4版)では・・・
hot cake
ホットケーキ,パンケーキ
(pancake の方が一般的,主に新聞用語)
とあり,pancake の方が一般的で,hot cake は主に新聞用語だということがわかります。
ところが,ジーニアス英和辞典の第5版になると・・・
見出し語が hot cake または hotcake となり,pancake と同義としているだけで,第4版の( )の部分が消えます。
「主に新聞用語」が消えたのが気になりますが,おそらくこれは村上さんが話していたことと関りがあるのではと思います。
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英語に「ホットケーキみたいに売れる」という慣用表現があります。
何かが飛ぶように売れることを意味しています。
その本は売れまくっている,というのは「The book is selling like hotcakes.」となります。
お母さんがフライパンでホットケーキを焼いているそばから,子どもたちがみんなパクパクそれを食べていって,焼くのが追いつかないという忙しい状況ですね。お母さんも大変です。
まあ,そんなふうに,ホットケーキみたいに本がどんどん飛ぶように売れてくれると,作家としては言うことないんですけどね。
この場合はなぜか「パンケーキのように売れる」じゃなくて,ホットケーキなんです。
どうしてかはわかりませんが,とにかく慣用句なので。
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つまり,「何かが飛ぶように売れる」例えでホットケーキが新聞などでよく使われたのでしょう。
村上さんも,なぜパンケーキではないのかは慣用句だからわからないとしています。
慣用句ってそんなもの,ですよね(笑)。
ジーニアス英和辞典でも「通例進行形」として
sell (go) like hotcakes 飛ぶように売れる
を取り上げています。
こちらはロングマン英和辞典。初めから進行形で取り上げています。
ロングマン英英辞典では・・・
be selling/going like hot cakes
if things are selling like hot cakes, they are very popular and people are buying a lot of them very quickly:
ホットケーキのように物が売れるならば,それはとても人気があり,人々が急いでたくさん買っているということ
例文
Copies of the book are selling like hot cakes.
(その本は飛ぶように売れている。)
ちなみにこの場合の sell は「売る」ではなく「売れる」という自動詞。
「能動受動態をとる動詞」と呼ばれることもあります。詳しくは過去記事で。
→ 能動受動態をとる動詞 sell, cut など
もう少し長くなりそうなので,特に新聞とのかかわりとか,次回に続きます。
この記事へのコメント
あら、未だ続きがあるのですね。それじゃあ、ちょっとだけ…
私、ホットケーキもパンケーキも、基本は同じものと考えています。要は、ホットケーキミックスとか、ケーキミックスの様な”お手軽”にパンケーキが作れる「プリミックス」が盛んだったころに「ホットケーキ」と言う言葉がよく使われたのだと思っています。今回のイデオム「ホットケーキのように売れる」もその辺りから生まれたのではないでしょうか。
ちなみに、こうした小麦粉の食文化というのは世界史に通じていまして、とても深い文化論になりますね。
昨日は朝から驚きました。そして大変な一日でした。疲労困憊。
私はあまりホットケーキの類を食べずにきました。どうしてかな。あまり惹かれなかったのもあります。ドーナツは惹かれました(笑)。
小麦の食品文化については,次回にちらっとだけ触れています。
次回は最終回なので,遠慮せずに何でも書いてください!