良質なミステリー小説は一本の補助線ですべてが解ける・・・
夏は多少時間があるものの,昼の暑さで夜には疲れてしまい,なかなか読書に向かうことができないでいます。
そんな中,最近読み終えた本がミステリー小説,有栖川有栖著「月光ゲーム Yの悲劇’88」です。

月光ゲーム 江神シリーズ (創元推理文庫) - 有栖川 有栖
これは有栖川さんのデビュー長編で,副題からもわかるようにだいぶ前の作品。
おそらく20年以上前に買っておいた文庫本です。
なぜ,急にこの本を読んだかと言うと,今年の本屋大賞4位の山口未桜著「禁忌の子」を読む前に読んでおこうと思ったからです。
この本は話題になり,すぐに購入しました。その帯には有栖川さんの推薦文が。


山口さんは消化器内科の現役医師で,子育てをしながらこの本を書きました。
そして第34回鮎川哲也賞をこの作品で受賞。
作家有栖川有栖の大ファンで,彼の創作塾に通っていた経歴もあります。
そんな経歴から,有栖川さんが文を寄せたのでしょうか。
彼女の経歴はあるサイトから。
教育熱心な両親のおかげで,幸い勉強は苦手ではなかったそうです。
某中高一貫校に進学し,中学生になって漫画を解禁され,小説と並行して漫画も狂ったように読み始めました。
そのうち「名探偵コナン」にハマり,小説は「銀河英雄伝説」にハマって購入しました。
(彼女が言うには「銀河英雄伝説」は最高の専制君主制と最悪の民主主義の戦いだそうです。)
「活字倶楽部」という雑誌で作家有栖川有栖を知り,「双頭の悪魔」に感動し,「十角館の殺人」を読んで新本格を知り,ミステリ沼にどっぷり浸かり始めたそうです。
(まあ,綾辻さんの「十角館の殺人」は通過儀礼のようなものです。)
また,彼女は鈴木保奈美さんがメインパーソナリティを務めるBSテレ東の「あの本,読みました?」に出演。

私はこの番組を毎回見るのですが,6月に放送されたこの回で彼女は鈴木さんに薦める本として上記の「銀河英雄伝説」と「双頭の悪魔」を挙げました。
そこで私は「禁忌の子」を読む前に「双頭の悪魔」を読みたくなったというわけです。

双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫) - 有栖川 有栖
この本はとても評価が高く,すぐにでも読みたいのですが,「江神シリーズ」と呼ばれる3作目で,どうせならシリーズで読もうと本棚から古い本を引っ張り出したというわけです。(前置きがすごく長くなりました。)
1作目の「月光ゲーム」と2作目「孤島パズル」は20年以上前に購入済み(笑)。

山口未桜さんは「双頭の悪魔」について,こう評価しています。

この中で,「読者への挑戦」て言うのが3回はさまれる。
すごくフェアな条件が提示してあって,解けるものなら解いてみろ,が3回ある,けっこうお得な感じで。
私がミステリーでおもしろいと思っている条件と言うのが,何か謎があって解くときに,補助線を一本引いたら全部が解ける,ある一点に気づいたときにすべてがきれいにロジカルに美しく解けるっていうのを私は好きなんですよ。
いい例えですね。「補助線」だなんてさすがに理系作家です。
「月光ゲーム」は3つの大学から17名の学生が夏合宿のために,ある山のキャンプ場に集まるんですが,そこで事件が起きます。
17名は多すぎるでしょ! と思いながら謎を解くのですが,私はうまく補助線は引けませんでした。
現在はシリーズ2作目の「孤島パズル」を読んでいます。
この夏,「双頭の悪魔」までいけるといいんですが。
そんな中,最近読み終えた本がミステリー小説,有栖川有栖著「月光ゲーム Yの悲劇’88」です。

月光ゲーム 江神シリーズ (創元推理文庫) - 有栖川 有栖
これは有栖川さんのデビュー長編で,副題からもわかるようにだいぶ前の作品。
おそらく20年以上前に買っておいた文庫本です。
なぜ,急にこの本を読んだかと言うと,今年の本屋大賞4位の山口未桜著「禁忌の子」を読む前に読んでおこうと思ったからです。
この本は話題になり,すぐに購入しました。その帯には有栖川さんの推薦文が。
山口さんは消化器内科の現役医師で,子育てをしながらこの本を書きました。
そして第34回鮎川哲也賞をこの作品で受賞。
作家有栖川有栖の大ファンで,彼の創作塾に通っていた経歴もあります。
そんな経歴から,有栖川さんが文を寄せたのでしょうか。
彼女の経歴はあるサイトから。
教育熱心な両親のおかげで,幸い勉強は苦手ではなかったそうです。
某中高一貫校に進学し,中学生になって漫画を解禁され,小説と並行して漫画も狂ったように読み始めました。
そのうち「名探偵コナン」にハマり,小説は「銀河英雄伝説」にハマって購入しました。
(彼女が言うには「銀河英雄伝説」は最高の専制君主制と最悪の民主主義の戦いだそうです。)
「活字倶楽部」という雑誌で作家有栖川有栖を知り,「双頭の悪魔」に感動し,「十角館の殺人」を読んで新本格を知り,ミステリ沼にどっぷり浸かり始めたそうです。
(まあ,綾辻さんの「十角館の殺人」は通過儀礼のようなものです。)
また,彼女は鈴木保奈美さんがメインパーソナリティを務めるBSテレ東の「あの本,読みました?」に出演。
私はこの番組を毎回見るのですが,6月に放送されたこの回で彼女は鈴木さんに薦める本として上記の「銀河英雄伝説」と「双頭の悪魔」を挙げました。
そこで私は「禁忌の子」を読む前に「双頭の悪魔」を読みたくなったというわけです。

双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫) - 有栖川 有栖
この本はとても評価が高く,すぐにでも読みたいのですが,「江神シリーズ」と呼ばれる3作目で,どうせならシリーズで読もうと本棚から古い本を引っ張り出したというわけです。(前置きがすごく長くなりました。)
1作目の「月光ゲーム」と2作目「孤島パズル」は20年以上前に購入済み(笑)。
山口未桜さんは「双頭の悪魔」について,こう評価しています。
この中で,「読者への挑戦」て言うのが3回はさまれる。
すごくフェアな条件が提示してあって,解けるものなら解いてみろ,が3回ある,けっこうお得な感じで。
私がミステリーでおもしろいと思っている条件と言うのが,何か謎があって解くときに,補助線を一本引いたら全部が解ける,ある一点に気づいたときにすべてがきれいにロジカルに美しく解けるっていうのを私は好きなんですよ。
いい例えですね。「補助線」だなんてさすがに理系作家です。
「月光ゲーム」は3つの大学から17名の学生が夏合宿のために,ある山のキャンプ場に集まるんですが,そこで事件が起きます。
17名は多すぎるでしょ! と思いながら謎を解くのですが,私はうまく補助線は引けませんでした。
現在はシリーズ2作目の「孤島パズル」を読んでいます。
この夏,「双頭の悪魔」までいけるといいんですが。
この記事へのコメント
この「禁忌の子」の帯文は有栖川有栖さんがかかれたのですか? 『追わずにはいられない謎、驚かずにはいられない結末』など、人を引き付ける名文ですね。そしてルビ付きで用いられている『欣喜』と言う熟語、『欣喜雀躍』と言う四字熟語で使われることはあっても、意味が重なる「欣喜」はめったに使われません。その分、インパクトも強いです。この方、文字に対する感覚が鋭い方ですね。
読みたい本はたくさんあるのに,時間がたりないです。読書はF1レースみたいなもので,読みたい本があるのに,あとから買った本に先を越されてしまうことがあります。こんな状況じゃ「禁忌の子」のたどり着くのはいつになることか。せめて8月中には読みたいのですが。
仙台七夕,やはり雨のジンクスは避けられないですね。せめて最終日は屋根のない商店街もビニールなしで飾れるのかな。