Haiku in English on Sunday (684) 天の川仰向けになる赤毛のアン
日曜日は俳句の紹介と英訳。
過去5回,映画「スター・ウォーズ」について書いてきましたが,このシリーズはこの言葉で映画が始まります。

そうなんです。これは未来の物語ではなく,遥か昔の遥か彼方の銀河系での物語なのです。
公開当時は最初の奥にスクロールするような字幕は日本語だった記憶があるのですが,今では英語版しか見られないようです。

「銀河」は秋の季語になっています。
俳句の場合は銀河系ではなく「天の川」のことで「銀漢」とも言います。
(写真は Wikipedia から)

天の川仰向けになる赤毛のアン 三好万美
(あまのがわあおむけになるあかげのアン)
坪内稔典著「俳句いまむかし ふたたび」より。

俳句いまむかし ふたたび - 坪内 稔典
三好万美(みよし まみ)氏は Amazon によると1970年,愛媛県生まれ。
2002年に句作開始,「船団の会」入会。
こちらは句作6年目の初句集の「満ち潮」。

急に「赤毛のアン」が登場するところが,この句のおもしろい組み合わせ。
赤毛のアンのような女の子が寝そべって天の川を見上げているのでしょう。
それはきっと月のないきれいな夜空なんでしょう。
プリンス・エドワード島とまではいかなくても,広い草原のなのかな。
では,英訳してみます。
天の川仰向けになる赤毛のアン 三好万美
To Milky Way
Lying and looking up
That's Anne Shirley
私は「赤毛のアン」の熱心な読者ではないのですが,昨日最終回を迎えたEテレのアニメ「アン・シャーリー」は録画してチェックしています。

アンの振る舞いについていくのは大変ですが・・・。
最後に,天の川と言うと,七夕の頃を思い浮かべますが,現在の七夕は7月。
7月は真夏で,「銀河」「天の川」は本来秋の季語になります。
過去5回,映画「スター・ウォーズ」について書いてきましたが,このシリーズはこの言葉で映画が始まります。
そうなんです。これは未来の物語ではなく,遥か昔の遥か彼方の銀河系での物語なのです。
公開当時は最初の奥にスクロールするような字幕は日本語だった記憶があるのですが,今では英語版しか見られないようです。
「銀河」は秋の季語になっています。
俳句の場合は銀河系ではなく「天の川」のことで「銀漢」とも言います。
(写真は Wikipedia から)
天の川仰向けになる赤毛のアン 三好万美
(あまのがわあおむけになるあかげのアン)
坪内稔典著「俳句いまむかし ふたたび」より。

俳句いまむかし ふたたび - 坪内 稔典
三好万美(みよし まみ)氏は Amazon によると1970年,愛媛県生まれ。
2002年に句作開始,「船団の会」入会。
こちらは句作6年目の初句集の「満ち潮」。
急に「赤毛のアン」が登場するところが,この句のおもしろい組み合わせ。
赤毛のアンのような女の子が寝そべって天の川を見上げているのでしょう。
それはきっと月のないきれいな夜空なんでしょう。
プリンス・エドワード島とまではいかなくても,広い草原のなのかな。
では,英訳してみます。
天の川仰向けになる赤毛のアン 三好万美
To Milky Way
Lying and looking up
That's Anne Shirley
私は「赤毛のアン」の熱心な読者ではないのですが,昨日最終回を迎えたEテレのアニメ「アン・シャーリー」は録画してチェックしています。
アンの振る舞いについていくのは大変ですが・・・。
最後に,天の川と言うと,七夕の頃を思い浮かべますが,現在の七夕は7月。
7月は真夏で,「銀河」「天の川」は本来秋の季語になります。
この記事へのコメント
中学生時代の私のガールフレンドも「赤毛のアン」が好きな人でして、私に盛んに読むように勧めてくれたのですが、、、当時の私は中二病を患っていまして(笑)、シャーロックホームズから離れられないでいました。でも、結局は私の古典趣味は彼女の影響ではあるのですが…
おはようございます。
大きくなってから知ることは,世の中には戦国武将ファンと「赤毛のアン」ファンが多いこと。どちらもほとんどスルーしてきた感じで,今頃になって「アン・シャーリー」を録画して見ています。
アニメのアンは,いったいこの人,どこまでが本気でどこまでが演技なのか悩んでしまいます。こういう人が見の周りにいたら,振り回されてしましそうです。朝ドラの「花子とアン」は「赤毛のアン」の翻訳者の物語でしたが,ネットもない時代の教育と辞書でけっこう大変だったのではと思いました。
関係ないけど,朝ドラ「あんぱん」は終わってしまいました。伏線回収好きの私にとってはけっこう楽しませていただきました。次は小泉八雲(ハーン)と奥さんの話だとか。ハーンのことはけっこう書いてきたので,楽しみです。