ペンシルベニア州アレンタウン市

ちょっとした話。 前々回,アメリカのペンシルベニア州の第1の都市がフィラデルフィア,第2の都市がピッツバーグ,そして州都は人口5万人のハリスバーグだと書きました。 だからと言って,ハリスバーグが第3の都市と言うわけではないんです。 ペンシルベニア州第3の都市はアレンタウン市 Allentown。 Alle…
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Haiku in English on Sunday (653) 鶯の笠落したる椿かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 1週間ほど前に,宮城県南部の大河原町の繁昌院の「であい観音」について書きました。 そのときもチラッと書いたのですが,境内にあった芭蕉の句碑。 「芭蕉翁 鶯乃笠おとしたる椿可南」とあります。 「鶯の笠落したる椿かな」と読むのでしょう。 鶯の笠落したる椿かな  松尾芭…
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ペンシルベニア州の地名に ~burg

前回,ピッツバーグを本拠地とする大リーグ,パイレーツの名前のなぞについて書きました。 ピッツバーグがあるのはアメリカ東部のペンシルベニア州。 この州で最大の都市はフィラデルフィアで,人口は約160万人。全米でも第6の都市。 そして第2の都市がピッツバーグで,約30万人。 でも,州都…
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海がないのに海賊たち Pirates?

前回,村上春樹さんのラジオ番組で聞いたNBAの「ユタ・ジャズ」と「ロサンゼルス・レイカーズ」のチーム名について書きました。 ジャズが盛んじゃないのに,湖がないのに・・・とおもしろい由来がありました。 これは番組では触れられていなかったんですが・・・ ユタ・ジャズがあるソルト・レイク・シティー近郊には西半球最大の塩水湖,…
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NBA 不思議なチーム名

前回書いた昭和レトロのマディソン・スクエア・ガーデンのバッグですが,当時はその名前が何を表すのか知らないで使っていました。 それがプロスポーツなどの競技場,特にバスケットボールの聖地だということは後で知ることになります。 アメリカのプロバスケ(NBA)のことでおもしろいことを先月,村上春樹さんがラジオで話して…
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昭和の話(6) アメフト柄

前回,昭和レトロの1つ,グルービーケースについて書きました。 このグルービーケースの柄に,アメリカンフットボールのヘルメットが使われています。 私の印象としては,私を含めて日本ではそれほどアメフトが認知されていたとは思えないんですが,なぜか柄としてのアメフトのヘルメットがたくさん使われていたように思います。 …
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昭和の話(5) グルービーケース

少し前に書いた昭和の話で書ききれなかった話を書きます。 昭和の学生,高校から大学にかけてよく教科書などを入れていたものにグルービーケースがあります。 厚紙でできた箱型の携帯ケースで,「ミドリ」によると1971年(昭和46年)に登場し,1988年(昭和63年)まで製造が続いたそうです。 まさに昭和の文具ですね。 中…
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大河原町繁昌院 ハートマークのであい観音?

先日,宮城県南部の大河原町の繁昌院というお寺に行きました。 家族が最近のニュースでよく取り上げられているというのです。 繁昌院は大河原駅から近い白石川沿いの古刹。 門前の駐車場も広い。 立派な門で,中には仁王像も。 説明書きがあります。1605年の開山。 門を入ってすぐ左側…
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Haiku in English on Sunday (652) 福寿草家族のごとくかたまれり

日曜日は俳句の紹介と英訳。 この写真は昨日の早朝,仙台・広瀬川を広瀬橋から撮った様子。 左側の遠くに泉ヶ岳,そして宮沢橋とたくさんの白鳥が見えます。 「白鳥」は冬の季語です。間もなく白鳥たちも北帰行するでしょう。 では,春らしい季語をということで・・・これは11日に見つけた福寿草。 私はてっきり「福…
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トンガ少年漂流記(6) 後日談と現在

何事にも後日談があります。 彼らを助けたピーター・ワーナーによって製作された,6人の少年たち自身が出演した再現ドキュメンタリー番組はオーストラリアで放送されました。 その番組(の一部)と思われる動画は前回紹介しました。 そして,こちらは日本語によるアニメの動画で,10分過ぎからは後日談が紹介されています。 彼らは…
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トンガ少年漂流記(5) 再びアタ島へ

6人の少年はピーター・ワーナーの船に救出され故郷に帰ったものの,船を盗んだ罪で投獄されました。 確かに,漁船を盗まれ壊されてしまったダニエラはおもしろくないし,弁償しなければならない。 そこで一肌脱いだのがピーターでした。 彼は船代をたてかえることで少年たちは釈放されます。 でも,別にピーターはお人好しでそんなことを…
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トンガ少年漂流記(4) サバイバル生活の終り

これまで3回書いてきたトンガの少年6人の漂流生活も1年3か月が過ぎました。 故郷では彼らは亡くなったものとされていました。 一方,この人物はピーター・ワーナー Peter Warner(1931-2021)。 彼はオーストラリアの富豪,アーサー・ワーナーの息子でしたが,父の跡を継がずに船乗りそして船長として生活して…
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トンガ少年漂流記(3) 山頂で見たものは!?

険しい崖の無人島,アタ島で漂流生活を続ける6人のトンガの少年たち。 ひとりが崖から転落し骨折したり,やっと火を手に入れたり。 少年たちは日々探検を続け,やっと平たい山頂にたどり着きます。 そこには驚くべき光景が! そこにあったのは,1860年代の村跡だったのです。 キャッサバイモや野菜が育ち,村人が残し…
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トンガ少年漂流記(2) サバイバル生活

1965年,トンガの中心地トンガタプ島のカトリック系寄宿学校に通う少年たち6人は,漁師ダニエラの漁船を盗み海に出ます。 多少の食料は積みこんだものの,誰も地図もコンパスも持ち込んでいません。 嵐に遭い,8日間の漂流の末,たどり着いたのが無人島のアタ島。 サイトによっては160キロとか320キロ漂流とか,少年の年齢も15歳~19…
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トンガ少年漂流記(1) 6人の少年

漂流物の小説と言えば「十五少年漂流記」で小学生の頃読んだ記憶があるのですが,内容はよく覚えていません。 十五少年漂流記 (講談社青い鳥文庫) - ジュール ベルヌ, 金 斗鉉, Jules Verne, 那須 辰造 またはノーベル賞作家ゴールディングの「蠅の王」も有名ですが,これは読んでいません。 蠅の王 (新潮文庫)…
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Haiku in English on Sunday (651) おほきにといひ口ごもる余寒かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 立春を過ぎてもまだまだ寒く,日本列島は最強寒波に覆われ,各地で大変なことになっているようです。 仙台でもここ数日は毎日のように雪がちらついたり降ったりします。 これは昨日,お気に入りのラーメン屋さんが新装開店したのでお祝いに行ってきた様子。駐車場には春の雪が積もっています。 春になっても残…
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「友だち」とは?

前回,「よっ友」という友だち,人間関係についてみてみました。 この言葉,一般の辞書には載っていませんが,ネット上の辞書「実用日本語表現辞典」には載っています。 よっ友 読み方:よっとも 別表記:よッ友、ヨッ友 街中などで遭遇したら「よっ」と軽く挨拶を交わすが、それ以上の付き合いはない、という程度の友だち関係を指す俗な言い方…
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「よっ友」ってどんな友?

前回書いたラジオ「国語辞典サーフィン」の同じ回で,あるリスナーからのこんな便りが紹介されました。 大学に入って年末に実家に帰ると・・・ 親「大学では友だち増えた?」 私「よっ友は増えたね」 親「よっ友? 何それ?」 どうも両親の世代では使ったことのない言葉のようだ。 というお便り。 私も初めて聞きました…
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「今度」と「次」はどう違う?

前回は「公爵」と「伯爵」の違いについて書きました。 ちょっと気になっただけなので,爵位の違いについてはそれぐらいにしておきます。 さて,今回は別の「違い」の話。 またまた,いつも聞いているNHKラジオの「国語辞典サーフィン」から。 メインパーソナリティーは東北芸術工科大学の先生もしている芸人のサンキュータツオさん。 …
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「公爵」と「伯爵」ってどう違う?

先週,アガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」および映画の「オリエント急行殺人事件」について書きました。 ちょっと気になっていたのが,その中の登場人物。 ドラゴミロフ公爵夫人とアンドレニ伯爵および伯爵夫人。 「公爵」と「伯爵」ってどう違うの? まあ,小説でも映画でも,ドラゴミロフ公爵夫人はいちば…
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