鎌倉山へ(3) 下山編

頂上でゆっくりしてから,さあ下山です。 下山があるから,登りの苦しさも我慢できるのかな。 前を下っていた集団が立ち止まって何かを見ています。 尋ねてみると「マムシ」ということで,よく見たらいました! カタクリが咲いていますが,写真にはマムシも写っています。 (マムシを見たくない人は探さないでください。) …
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鎌倉山へ(2) 山頂編

仙台市青葉区と言えば仙台の中心部を思う浮かべる人も多いと思うんですが,鎌倉山(通称ゴリラ山)がある作並も青葉区です。 前回の続きです。あれは山頂か!? 山頂でした! 先客が数組いますが,誰もいないときに写真を撮るのはけっこう大変。 新しい表示。かわいいゴリラの絵も。 三等三角点。…
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鎌倉山へ(1) 登山編

鎌倉へ行ってきました! とは言え,神奈川県の古都・鎌倉ではありません。 仙台市青葉区作並にある鎌倉山のことです(笑)。 宮城県には丸森町や大和町の七ツ森にも鎌倉山がありますが,こちらは通称「ゴリラ山」。ゴリラの横顔に似ていますよね。 9時前なのに携帯電話やチェーン装着のためのスペースの駐車場はいっぱい…
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earworm(6) A Literary Nightmare その対処法と結末

土曜日で全部書き上げるつもりでしたが,ちょっと週をまたいでしまいました。 マーク・トウェインの短編小説「A Literary Nightmare」の結末を紹介しましょう。 (自分で読みたい人は,今回の記事を読まないことをお勧めします。) さて,これまで・・・ 主人公の作家と思われる「私」は新聞で読んだ韻文が耳から離れ…
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Haiku in English on Sunday (661) 散る花の淋しき音を探す耳

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台の桜はまだまだきれいに咲いているものもありますが,散り始めています。 これは昨日の西公園の桜の様子。 そして,ここ数日,マーク・トウェインの,詩が耳から離れないという短編について書いてきたので,桜と耳の一句はないものかと探してみました。 散る花の淋しき音を探す耳  椎名…
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earworm(4) A Literary Nightmare

前回,イヤーワーム earworm についてマーク・トウェインに関する記述のウソかホントかについて書きました。 × 19世紀にはマーク・トウェインも「トム・ソーヤーの冒険」で「ひとりでに音楽が頭の中で流れ始める」と書いています。 どうも,これは「トム・ソーヤーの冒険」を書いたマーク・トウェインの文章の中に「ひとりでに…
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earworm(3) マーク・トウェインに関するウソ・ホント?

イヤーワーム earworm に関する短い記事です。 頭の中で同じ曲が何回も流れてしまう現象がイヤーワーム。 これを検索すると,よくアメリカの作家マーク・トウェインに出くわします。 それは,こんな文章です。 19世紀にはマーク・トウェインも「トム・ソーヤーの冒険」で「ひとりでに音楽が頭の中で流れ始める…
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earworm(2) 「ディラン効果」

前回,頭の中で同じ曲が何回も流れてしまう現象「イヤーワーム」について書きました。 まるで耳の中に虫が住みついたみたいです。 これを調べていると,よく同じ意味で使われる「ディラン効果」という言葉にも出会います。 ディランとはもちろん,ノーベル文学賞までとってしまったシンガー・ソングライターのボブ・ディランです。 …
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earworm(1) 「耳の虫」って?

ここ1~2週間内に何かのラジオ番組で聞いて気になっていた単語について。 それは earworm 。「イヤーワーム」? 「耳の虫」? さっそくロングマンで調べてみましょう。 earworm a tune that you keep thinking about in your head, even when you do …
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今年も白石川の一目千本桜へ

先日の土曜日,部活動の指導を終え,急いで柴田町・大河原町の白石川の一目千本桜を今年も見に行きました。 これはもう年中行事です。行ったのは今年も柴田町の船岡城址公園。 翌日は雨の予報ですし,さらに2つの理由から混雑が予想されました。 1つは,クイズ番組「Qさま」で「4月に行きたい日本の名所ランキング」7位で全国放送された…
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Haiku in English on Sunday (660) 花あれば西行の日と思ふべし

日曜日は俳句の紹介と英訳。 旅人で僧の西行の歌について書いてきましたが,今日のためでもありました。 今日の一句には西行が登場します。 これは昨日の,仙台市太白区生出(おいで)の一本桜。見事に満開です。 この一本桜は国道286号線を秋保方面に向かうときに右側(北側)にあります。 花あれば西行の日と…
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「願わくは」か「願わくば」か!?(4) 青空文庫「願わくば」

前回は青空文庫から「願わくは」の文章を集めてみました。 そして,今回は「願わくば」を見てみます。 前回書いたように,誤用とされていた「願わくば」を使う作家はいるのでしょうか? 「願わくは」とニュアンスの違いがあるのでしょうか? 前回「願わくは」で登場した太宰治がさっそく登場です。 「パンドラの匣」 太宰治 「知ら…
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「願わくは」か「願わくば」か!?(3) 青空文庫「願わくは」

西行法師の歌から始まった「願わくは」か「願わくば」か。本来は・・・ 願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃 ちなみに,これは昨夜の仙台西公園で夜桜見物をする人々。 本来は「願わくは」ですが,最近の辞書では「願わくば」も許容しているようです。 でも,前回も最後に描いたのですが,個人的には「願わくは…
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「願わくは」か「願わくば」か!?(2) 国語辞典より

前回,西行法師の歌に表記に「願わくは」と「願わくば」の2つが見られることを書きました。 まあ,ウェブ検索すると圧倒的に「願わくは」なんですが。 願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃・・・5740件 願わくば花の下にて春死なんその如月の望月の頃・・・1510件 日本国語大辞典を見てみましょう。 …
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「願わくは」か「願わくば」か!?(1) 西行法師

仙台の桜も場所や木によっては満開のところもあるようです。 折しも入学式シーズン。昔は「桜のつぼみ」がキーワードだったのに,今は満開の桜の下で記念写真を撮ることができます。 これは昨日の西公園の桜の様子。 そして,これは市内愛宕山付近の桜。満開かな。 満開の桜と言えば西行法師の和歌を思いうかべる人が多い…
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山形県南陽市(2) くぐり滝

前回の続き。 山形県の南陽市に行った最大の目的は今日の記事に書きます。 ことの始まりは今年の1月発売の地元誌「りらく2月号」。 この雑誌の中の「山便り」というページの写真に私は釘付けになったのでした。 その写真とは,南陽市にある「潜滝」(くぐり滝)。 もう私はその場所に行ってみたくて我慢ができなくなったのですが…
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山形県南陽市(1) 龍上海,十分一山,熊野大社

南陽市は山形県南部の都市。これまでも何度か書いたことがあります。 行ってみたい場所がいくつもあって,また行ってしまいました。 何と言っても腹ごしらえは「元祖赤湯辛みそラーメン 龍上海」。 いつも通りですが,並んで待ちます。 なぜか,この店は客席全員が食べ終わってから総入れ替えを行う方式をとっているんです。 …
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Haiku in English on Sunday (659) 春の風顔いつぱいに吹く日かな

日曜日は俳句の紹介と英訳。 仙台は桜の開花宣言が出ましたが,見頃はまだなのでちょっと遠出。天気も良く,山形県の南陽方面に。 「やまがた百名山」の1つ高ツムジ山の一部を成す十分一山(じゅうぶいちやま)に登りました。 とは言っても,この山はなんと車で頂上まで行ける百名山なのです。 十分一山には南陽スカイパークという場所があり…
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「マンション」という誤解

今週は「住居」「居住空間」について書いてきましたが,よく言われることですが,日本語の「マンション」は誤解されるという話。 日本国語大辞典から。 マンション 〘 名詞 〙 ( [英語] mansion 大邸宅の意 ) 中高層建築の集合住宅。日本では、昭和三五年(一九六〇)ごろから一般化した語で、アパートよりやや高級な感のある賃貸…
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